スポンサーリンク

物件が0円?!0円物件ってなに?

スポンサーリンク

こんばんは、億持ってない億男です。
「家は一生に一度の買い物」なんて言いますよね。確かに、数千万円の大きな買い物ですから、多くの場合、一生に一度の買い物になるわけです。
ですが、もし・・・家が激安だったらどうでしょうか。

今、全国で問題になっているのが空き家ですが、空き家を有効活用する目的で物件が格安。時に0円ということもあるんです。

一生に一度の買い物だったはずの家や土地・・・価格が安ければ一生に一度の買い物ではなくなるかもしれません。

スポンサーリンク

空き家の有効活用

今、日本では一世帯につき1.16件の家があると言われています(2018年国勢調査)つまり、家が世帯数より多く余っているケースがあるということです。

そして、人口が減少しているわけですから今後、ますます空き家は増えていくと予想されています。若い世代の多くが都会に住むようになり、地方ではますます空き家が増えているというのが現状です。

空き家を誰も管理しない状態で放置してしまうと、衛生面や治安面で様々な問題が発生することになります。

とはいうものの、家の管理って決して楽ではありませんから、地方などでは「タダでも良いから貰って欲しい」という物件が出てくるのです。

このような空き家を有効活用しようというのがみなさんも聞いたことがあるであろう、空き家バンクです。

空き家を有効活用することで、空き家の問題を解決し、おまけに地方に移住してくれる人が増えると行政にとってもメリットがあるというわけですね。

「激安の物件」とか「0円物件」なんて言うと怪しい気がしてしまいますが、怪しいものではありません。

無料譲渡される空き家もある

空き家や土地は、衛生面・治安面の問題だけでなく相続税や固定資産税などの税金の問題なども絡んで非常に厄介。

ですが、その問題ほとんどが「誰かが購入して住んでくれたら解決する」わけです。売る側にとっては、持っている事が損というケースも多く、0円で無償譲渡されるケースもあります。

空き家の無償譲渡は、売買ではないので不動産の仲介業者が入ることがなく書類作成などの手続きを自分達でしなければならならいというデメリットがあります。つまり0円だったとしても、実際には無償譲渡の場合、無償とはいえ贈与税や登記費用は必要ということです。

また、無償譲渡される空き家は地方がほとんどで、建物も古くそのままでは住めない状態なものがほとんど。決して状態のよいピカピカの空き家ではありませんからそれなりに手をかける必要があります。

それでも、物件が0円というのは魅力です。
実際に、0円もしくはかなりの激安価格で物件を購入してDIYしながら地方の生活を楽しんでいるという人もいらっしゃいますし、別荘として激安の物件や0円物件を管理しているという人もいます。
無償とは行かなくまでも300万円以下で譲渡される激安の物件も多く、これから地方への移住を考えている人や別荘が欲しいと言う人にとっては0円物件はとてもお得です。

0円物件や激安物件はどこにある?

では、0円や激安の物件はどこで探せばいいのでしょうか。

もちろん、インターネットの物件探しを利用するというのも手ですが、やはりオススメは空き家バンクです。

空き家バンクは市町村が管理しているものが多く、ホームページなどにリンクが貼ってあります。また、最近では、0円物件や激安物件に特化した専用の検索サイトも登場していますので、まずはチェックしてみましょう。

・JOIN 一般社団法人 移住・交流推進機構
・空き家ゲートウェイ
・みんなの0円物件
といった空き家が欲しい人と、譲りたい人をマッチングさせるサイトもあります。

また、素人が手を出してはいけないと言われている競売物件も実は入札は誰でも可能です。

もちろん、0円もしくは激安の物件ですから、何か理由があるのはいうまでもないこと。慎重さは求められますが、こういった空き家の有効活用を上手く利用して古民家風のお洒落な家に住んでいる人がいるのも事実です。

家や土地は高いもの・・・一生に一度の買い物と気負うことなく自然豊かな場所に移住することは決して夢ではありません。特に、テレワークが進んでいる今、地方移住には様々なメリットもありますので、一度、検討してみてもいいかもしれません。

まとめ

今回は、0円物件や激安の物件についてご紹介しましたがいかがでしたか?
一生に一度の買い物のはずの家や土地ですが、少子高齢化や過疎化などで地方に空き家が増えており、その空き家を有効活用するための取り組みが進んでいます。そして、管理や税金の問題で所有者が困っているケースなどでは、0円で譲渡される物件もあります。

地方移住を考えているという人や、別荘が欲しいと言う場合には、空き家バンクを利用して激安物件を探してみるのも悪くない選択肢です。