こんにちは、億持ってない億男です。
株価が最高値を記録したニュースなど、経済の世界では明るい話題もありますが、まだまだ生活は厳しいという方も多いでしょう。
物価高も続いていますし、ＯＰＥＣの減産も継続するということですから、しばらくはガソリンなどの燃料費も高い状態が続くでしょう。そのような中で、生活を維持するために様々な工夫が必要ですが、消費者が賢くなければ経済もそして生活も良くなりません。
今回は、自分の生活の質を上げながらも、経済という側面からも「賢い消費者」であるためのお金の使い方についてお話ししたいと思います。
お金の使い方を少し工夫すると、生活の質を向上させて賢い消費者になることができます。
お金の管理と意識的な消費
賢い消費者への第一歩は、予算を立て購入前にその物の価値を考えることです。ただ「安い物を買えば良い」のではなく、自分にとって必要な物かを考えると言うことも大切です。
そして、家計という側面からみるのであれば、自分の収入から固定費を差し引いた後の資金を、食費や娯楽費などに配分するようにしましょう。買い物の際には、セールやクーポンを活用することで、必要なものをお得に手に入れることができますが、衝動買いには注意が必要です。
次に、意識的な消費についてですが、賢い消費者は「安い物を買いあさること」ではありません。安い物というのは自分にとってはお得に見えますが、その背後に低賃金労働や利益が出ていないということがないかを考えることも大切です。賢い消費者は、自分だけが得をすればいいという考え方はしません。その物に「見合った正しい価格かどうか」も重要なポイントです。
賢く投資して資金を増やす
投資をするためには、市場の動向を理解することは極めて重要です。株式市場、債券市場、不動産市場、仮想通貨市場などを把握しておきましょう。
そして、自分が何のために投資をするのか、明確な目的を設定しましょう。続いて、リスク管理も重要です。投資にはリスクが伴いますが、賢く資金を増やすための方法でもあります。全ての資金を一つの投資先に集中させず、いくつかの投資に分散させるなどして、リスクを管理します。自分のリスク許容度に合った投資方法を選ぶことが重要です。最近では、ＮＩＳＡなどが検討できそうです。
そして、短期で大もうけをするようなギャンブル要素が強い投資ではなく、長期的な視点を持って投資をしましょう。
社会的責任を意識してお金を使う
賢い消費者は、自分の消費が社会や環境に与える影響を意識しています。例えば、フェアトレードやSDGsを意識した商品を選ぶことや、そのような事業者を支援することも大切です。
お金を賢く使うということは、単に自分が安く良いモノを買えればいいというものではありません。もちろん、娯楽や趣味、自分が満足するための買い物も適度に取り入れて心を満たすことも大切です。そうした買い物をして、質の高い生活を送り、社会全体によい影響を与えるのが賢い消費者です。
ただ、安い物だけを買って自分が使うお金を減らしてコツコツと貯金に励むことが賢い消費ではないのです。お金は天下の回りものともいいます。自分の収入に見合った消費をすることで、回り回って自分のところに返ってくるのです。みんなが安い物だけを買って、貯金に励むようになると経済は停滞して不景気になってしまいます。理想を言えば、みんながたくさん稼いで賢く消費と投資をする社会が理想なのです。
そして、賢い消費者になるためにはお金や経済の基本的な仕組みを知っている必要があります。市場の原理や、経済についての基礎を学ぶことでより賢い消費者になることができます。そして、定期的に自分の経済状況を見直して、社会の仕組みにあった消費と投資、そして貯蓄をしましょう。
まとめ
今回は、お金を賢く使う症状になるための方法についてお話ししましたがいかがでしたか?
今回ご紹介した、お金を生かす使い方を意識することで、より豊かで社会的にも意味がある消費者生活を実現できます。
まずは、予算の計画を立てて買い物をすること、そして、資金を増やすための投資をしていくことも大切です。投資は、短期間で大もうけをするようなギャンブル的なものではなく、長期的な視点を持ってリスク管理をしながら投資をしましょう。
そして、賢い消費者になるためには「ただ安い物を買えば良い」というものではありません。適正な価格かどうか、そのものの価値に見合った価格かどうかも考えるようにしましょう。安い物やお値段以上のものが「賢い買い物」ではありません。賢い消費者は、社会的な意味合いまで理解した上で、良い物を手にするのです。
このように、自分自身の価値観とライフスタイルを理解した上で、何にお金を使うか、どのように投資をするかがポイントになります。