スポンサーリンク

空き家の放置は危険!早めに解体した方がいいケースも!

スポンサーリンク

こんばんは、億持ってない億男です。
今、全国的に問題になっていること…それは空き家の問題です。もう誰も住んでいない家、何となく不気味でもありますが、実は空き家はただ気味が悪いだけでなく大きな問題をはらんでいます。

今後、人口が減少していくことが予想される日本において空き家の問題はますます重大になっていくことが予想されます。

あなたやあなたの家族が所有している建物…誰も住んでいないからとそのままになっていませんか?もしあるなら、すぐに状況確認をしたほうがいいかもしれません。

スポンサーリンク

空き家が全国的に問題に

空き家…もちろん管理されていれば全く問題はありません。

家は人が住んでいた方がいいなんていいますが、貸そうと思ってもなかなか借り手がつかないこともありますし、財産ですから他人に貸すのはなんだか不安だとそのままにしている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

誰も住んでいない家でも、しっかりと管理がなされていれば特に問題はありません。別に空き家を持っていることが問題なのではなく、中には管理が行き届いていない空き家があることが、問題視されています。

管理者がはっきりしていれば、まだいいのですが、中には所有者がすでに亡くなっている場合、そして、所有者の行方が解らない空き家などもあります。

そして、建物はどんどん老朽化していき、周囲の環境や治安に大きな悪影響をもたらすケースもあるのです。

空き家のここが危険!

管理されていない空き家がなぜ危険なのか…。

まず、第一に上げられるのは老朽化の問題です。管理されていない建物は老朽化し崩壊の危険があるものもあります。また、日常では崩壊しなくても台風や強風などの天候不良の際に倒壊したり、一部が飛んでしまったりすることもあります。

次に考えられるのが、火災のリスクです。老朽化し誰も住んでいない家から火の手が上がったら…初期消火が遅れる可能性もあります。

また、治安の悪化という問題もあります。老朽化した建物は外観が悪いだけでなく、なかに誰かが侵入してこっそり潜伏することも可能。空き家をたまり場にするあまりお行儀がよくない人を目撃したことがあるというお話や、地元の中高生が空き家を、たまり場にして飲酒や喫煙をしているらしい…なんて噂を耳にしたことがあるという方もいらっしゃいます。

つまり、空き家があるというだけで周囲の治安が悪化する可能性があるということです。

また、管理されていない空き家は掃除がされていないということ…。動物が住み着いて悪臭を放ったり、ゴキブリなどの害虫の発生源になることも珍しくありません。

でも、どんなに汚くても臭くても他人の土地や建物に勝手に侵入することはできないし、ましてや勝手に近所の人が解体することもできない…。管理されていない空き家が街中に増えると、生活に重大な悪影響があるのです。

もし住宅地だったら…かなり怖いですよね。

空き家の所有者には管理責任がある

さて、管理されていない空き家が周囲に与える影響の大きさが解ったところで問題は「誰が責任をとるのか」ということです。

当然ですが、建物の所有者にその責任があります。もちろん、管理が行き届いていないことが原因で誰かに被害を与えた場合には、賠償責任が発生する可能性もあります。

では、所有者が亡くなっていたらどうでしょう。亡くなっている人に責任追求は出来ませんから、相続人などに対して請求することになります。

相続人がどこまで管理責任を負うかに関しては個別の事例で異なります。ですが、少なくとも「故人の名義のままだから放置しておいても良い」というものではありません。

建物の管理責任を問われた場合には、それから逃れる為に様々な手続きが必要になることも…。

ですから、自分が相続人になっている建物などがある場合は、相続が発生する前からある程度の状況の把握をしておいた方が賢明かもしれません。

そして、自分や親、兄弟などが所有している建物で、老朽化しているのにそのままになっている建物があるなら早めに対応をしたほうが良いでしょう。
管理が難しいようなら、費用はかかりますが解体してしまうという方法もあります。

いずれにしても、放置してそのままにしておくことだけはオススメできません。

まとめ

今回は今、全国的に社会問題になっている空き家についてのお話でしたがいかがでしたか?

誰も住んでいない家でも、適切に管理しておかなければ周囲の環境に重大な影響を与えることがあります。衛生面の問題、治安の問題、火災のリスク、そして崩壊のリスクなどなど…。リスクは決して小さくありません。

そして、管理責任を果たしていないことが原因で誰かに損害を与えた場合は賠償責任を負う可能性もあります。

自分の所有物件だけでなく、相続人になる可能性がある親などが所有する建物に関しては少なくとも普段から状況を把握しておくことをオススメします。