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自分に過失がない交通事故だと自分の保険会社は使えない?!

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こんばんは、億持ってない億男です。
このブログでも何度か取り上げてきた自動車保険や自動車事故ですが、もしあなたが大切にしている愛車が壊されたのに納得できる修理費を払って貰えない…なんてことになったら…。しかも相手が無保険だったわけではなく、保険会社の対応に納得できなかったら。実は、SNSで過失割合が10:0なのに補償がされないという窮地に追い込まれた!という投稿もあるんです。

どんなケースなのでしょうか。

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保険会社は支払いを少なくしようとするケースもある

自動車事故で相手が無保険だった場合は、資産がない限り取り立ては困難…そんなときの為に無保険特約があると以前ご紹介したことがありました。

でも、相手がちゃんと任意保険に入っていたとしても、それで「大丈夫」ということではないんです。

相手方の保険会社もビジネスですから、支出は出来るだけ少なくしようとするものです。つまり、修理費や治療費などはとにかく少なく支払いたいのが本音です。

例えば車に対する対物保証は、ほとんどの場合自社で査定した金額をベースに支払いをしようとしてきます。自分が全く悪くない事故で愛車を壊されたのに修理費も買い替えの費用も足りない…そのくらいの金額しか提示されないケースも珍しくありません。

保険会社が営利企業であることを考えると、当然といえば当然ですが、被害者としては納得できるものではありませんよね。

Twitterなどに時々見かける書き込みで「自分に過失がないことが証明されている事故なのに、保険会社が必要な修理費を支払わない」というものを時々見掛けます。車は動く財産ですが価値は当然変動します。保険会社の基準で査定すると、同じ車が買えないとか、修理費が足りないことも出てくるのです。

過失割合が10:0だと自分の保険会社は使えない

相手方の保険会社がひどくても交渉は自分の保険会社がしてくれるんでしょ?と思ってしまいますよね。

もちろん、自分の保険会社はあなたの味方です。ですがこれは、あなたに過失があったときのみ…あなたに過失がない事故の場合は保険は交渉に介入できないのです。

つまり、全く悪くもないのに相手方の保険会社と自分で交渉しなければならないということです。事故にあっただけでも精神的にも肉体的にもショックなのに、さらに示談交渉までしなれけばならないんです。保険会社が介入できないのはルールですから仕方ないことですが、あまりにも辛い現実です。

こんな状態でも相手方の保険会社が納得できる対応をしてくれれば別ですが、車の修理費が足りなくて自腹になる…とか、同等の車を買えない…となると話はさらにややこしくなりますし、ストレスも増大します。

でも、自分に全く非がないのにも関わらず車を壊されて修理費が一部自腹なんて納得できるわけがありませんよね。それでも粘り強く交渉できるのであればかまいませんが、そんな精神力を持った人はそうそういないのが現実です。

今のうちからできる対策はあるんでしょうか。
 

こんなときのためにできる対策は?

相手方の保険会社がどこなのか…ちゃんと対応してくれるのかは、これは運です。自分でなんとかできる範囲のことではありません。

でも、自分を守るために出来ることはあります。それは、自動車保険の弁護士特約をつけておくことです。

弁護士特約を付けておけば、保険で弁護士費用をカバーしつつ交渉を弁護士に任せることが出来ます。弁護士は過去の判例などをベースにして相手方に請求しますので、保険会社からの提示より支払われるお金は多くなることがほとんどです。おまけに、交渉はすべて弁護士がしてくれるので、ストレスはありません。

弁護士特約はわずかな掛け金ですし、等級にも影響しないので付けておくべき特約といえるでしょう。

相手方の保険会社が納得できる対応をしない…そんなことのために何で準備しておかないといけないのか!と言う気持ちになるかもしれませんが、備えあれば憂いなしです。

実際に、過失がない事故なのに、現状回復のために必要なお金も提示されないというケースがある以上、自分を守るためには必要です。理不尽な部分はありますが、いざというときに余計なストレスを受けないためにも、弁護士特約への加入は必須です。もし、自動車を持っていないけど被害者になったときに備えたいというのであれば、弁護士保険という選択肢もあります。

まとめ

交通事故の被害者になったときに、相手の保険会社が納得のいく対応をしてくれない…そんなケースも報告されています。精神的にも肉体的にもダメージを受けているときに更に示談交渉までしなくてはいけない…そんな事態に備えるために、自動車保険の弁護士特約や弁護士保険が有効です。自分に過失がない場合、自分の自動車保険の会社は介入ができません。ですので、いつでも弁護士に依頼できるように備えておくとよいでしょう。