こんばんは、億持ってない億男です。
突然ですが、生理の貧困が今、社会問題になっていることをご存知ですか?生理の貧困とは、経済的な事情などで、生理用品の購入が難しく、困ってしまうことを指しています。
男性にとってはなじみのないことかもしれませんが、女性にとってはこれは大問題。生理の貧困は今や社会問題ですから、男性だから関係ないというものでもないでしょう。特に今は、新型コロナの影響で経済的に窮地に追い込まれる人も多く、生理の貧困で苦しむ人も増えていると言われています。
今回は、生理の貧困とその支援についてのお話です。このブログを読んでくださっている方で、困っているという方や、周囲に困っている方がいるという場合は是非、支援制度を利用してください。
生理の貧困が社会問題に
生理の貧困とは、経済的な理由や家庭の事情で生理用品を購入できず窮地に陥っている状態のことです。
お金がなくて生理用品の購入ができないというケースもあれば、旦那が財布をすべて管理していて生理用品の購入をしてくれないというケースもあります。新型コロナ渦で経済的に追い込まれてしまい、生理用品の購入より生活を優先させるしかないという女性も少なくないと言います。
そして、親が生理用品を買ってくれないとか、気づいてくれないというネグレクトというケースもあるそうです。
新型コロナ渦でアルバイトが減ってしまった大学生なども、生理の貧困の状態に追い込まれているそうです。
｢生理用品くらい買えるでしょ｣という声もあるそうですが、実際に買えずに布などで代用している方もいらっしゃるそう。生理用品は300円～500円手程度で販売されており決して高価な物ではありませんが、それすらも買えないほどに追い込まれてしまっている女性が苦しんでいるのです。
ある調査では｢民間団体が高校生以上の学生を対象にオンラインで実施したアンケートでは、ウイルス禍での品薄を含め、２５％が生理用品の購入に苦労した｣（引用:新潟日報https://www.niigata-nippo.co.jp/opinion/editorial/20210504614452.html
）と回答しています。
生理用品は女性の必需品。それが買えないほどに困窮している人が多くいるということで、今、全国で支援の輪が広がっています。
自治体などが無償提供している
生理の貧困の問題は、以前からあったそうですが、新型コロナ渦の影響で顕著になってきており、悩む人や助けて欲しいと声を上げる人が増えているといいます。
生理の貧困の問題には女性団体や自治体が支援に乗り出しており、学校や自治体が生理用品を無償で提供しているという取り組みが全国に広がっています。
生理用品の購入ができない･･･という事をなかなか言えない女性も多くいるそうですが、助けを求めるのは決して恥ずかしいことではありません。もし、今、困っているという方は、お住まいの自治体で支援がないか、企業などで無償提供を行っているところがないかを調べてみてください。
困ったらまずは相談を
生理用品が買えない･･･人にはなかなか言いにくいデリケートな問題でもあります。ですが、助けて欲しいと声を上げるのは恥ずべき事ではないのです。節約やお金を増やすことはとても大切なことですが、お金は生活を豊かにするための道具なのです。必要な物わ買えないほど困窮している場合は、誰かに相談をしましょう。
そして、周囲のすべての人は生理の貧困に対して理解をする必要もあるでしょう。の周囲には男性も当然、含まれています。自分のパートナーや子供などが生理の貧困状態に陥っていないかに心を砕く必要があります。
生理の貧困の状態にあるということは、生活そのものに困窮しているという事でもあるでしょう。緊急小口資金の融資など行政の生活支援サービスも利用の検討をしてみてください。
支援したいなら寄付もできる
生理の貧困で困っている人を助けたいという方は、寄付を募っている団体やクラウドファンディングがあります。お金の寄付を募っているケースもあれば、生理用品の寄付をとりまとめている団体もあります。NPO法人もったいないジャパンやNPO法人不用品の物品寄付で明るい社会を築く会、一般社団法人Colaboなどが代表的な団体ですが、これ以外にもたくさんの支援団体があります。
まとめ
今回は、社会問題化している生理の貧困について取り上げました。お金の話とはちょっと縁遠いかもしれませんし、男性が生理の貧困について語るのに違和感を覚える方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、これは経済的な理由が原因となっているお金の話でもありますし、社会問題ですから性別が男性でもちゃんと理解しておくべき内容だと考えて今回は、お金のブログで取り上げることにしました。
もし、読者の方で困っているという方がいらっしゃるなら、様々な支援制度を利用することをおすすめします。