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もし被災したら・・・どんな支援が受けられるの?

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こんばんは、億持ってない億男です。
もし自分が被災したら・・・と考えたことはありますか?

台風や豪雨、地震など自然は時に私たちに牙をむきます。人間の力ではどうすることもできない自然の力の前になすすべもない・・・。自然災害で被災する可能性は生きている以上、否定することができないものです。

災害に備えることもの大切さは、このブログでもご紹介したことがありましたが、今回は、もし、被災したらどんな支援が受けられるのかを見ていきましょう。命や健康を脅かすだけでなく、経済的ダメージが大きいのも災害の怖いところです。

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通帳がなくてもお金を下ろせる?

意外かもしれませんが、被災したときにもお金ってとっても大切。もちろん、命の危機が去った後のことではありますが避難先でお金が必要になるケースは少なくないとある、被災した経験がある方が仰っていました。

この方は、緊急持ち出し袋に現金を入れているそうで、やはりお金は必要だったといいます。

でも、災害が起こっている中で通帳やキャッシュカードを紛失することってありますよね。何より命が大切という中で通帳やキャッシュカードを持ち出している場合ではありません。

着の身着のままで避難して、食べ物や生活必需品は支援物資でまかなえたとしても、現金はそうはいきません。

災害が起こって、その災害が災害救助法の適用を受けた場合には、通帳やキャッシュカードがなくても、預金者であることが確認できれば預金の払い戻しに応じること、そして、もし万が一、届出印がない場合でも、拇印で引き出しに応じると日本銀行「災害時における金融上の特別措置に記載されています。

この対応は、災害救助法の適用を受けた場合という条件付ではありますが、被災して預金通帳やキャッシュカードも、印鑑もすべて失ってもあなたが本人であることを証明できれば預金が引き出せるのです。

住宅ローンの支援が受けられることも

被災してしまった場合、自宅などが倒壊して住めなくなってしまうこともありますし、また住めるようになるまでにたくさんのお金や時間がかかるというケースもあります。
生活の基盤でもある家がダメージを受けた場合、もし、その家にローンが残っていたら・・・。最悪の場合、家はもうないのにローンだけが残ってしまうということになってしまいます。

ですが、被災者の債務整理支援という制度があります。これは、「自然災害による被災者の債務整理に関するガイドライン」で定められているもので、自然災害で被災して自宅ローンの返済などができなくなってしまった場合は、ローンの減額や場合によっては免除を申請することができます。

そして、この制度の素晴らしい点は、減額や免除を申請しても信用情報機関に登録されないということです。信用情報機関に登録されるということは、ブラックリストに載ってしまい、一定期間借り入れやクレジットカード契約、ローン契約ができなくなるということ・・・。これは生活再建の大きなデメリット・・・ですが、この制度を利用した場合は、ブラックリストに載らないんです。

災害弔慰金の制度も

災害弔慰金とは、災害で命を落とした場合にその遺族に対して支払われる支給される現金のことです。

支給額は

・生計維持者の方が死亡した場合 500万円
・その他の方が死亡した場合 250万円

(厚生労働省ホームページ)

となっており、遺族の今後の生活の大きな助けになります。

被災して家族を失い、悲しみに暮れる中で経済的ダメージまで・・・とならないように国からお金を受け取ることができるのです。

もちろん、これでは十分ではないかもしれませんが、他にも、雇用保険の制度、教科書の無償提供、高校や大学の授業の減免、税金の猶予や減免など様々な支援を受けることができます。

被災しないことが一番ですし、自分や家族の身を守るための必要なものは常に用意しておくことは大切です。そして、万が一の時には、このような支援があるということを覚えおいて損はありません。

まとめ

今回は、もし、自然災害に被災してしまったら・・・。どんな支援があるのかをご紹介しました。
誰だって被災体験はしたくないもの・・・そうならないように最大限に備えているという方も多いことでしょう。それでも時に自然の猛威は私たちの想像を超えた力で襲いかかってくることがあります。

生きている以上、誰にでも自然災害にあってしまう可能性があるのです。

そんな時のために、非常用持ち出し袋などを準備することも大切ですし、また、今回ご紹介した、様々に支援制度があることを知っておきましょう。

預金通帳やキャッシュカード、印鑑が無くても預金を下ろすことができる制度もありますし、そのほか様々な支援制度が確立されています。

災害への備えのひとつとして、支援制度についての知識も是非、付け加えて見られてはいかがでしょうか。