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子育て世帯が検討すべき保険

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こんにちは、億男です。

結婚して子供ができた場合は、保険を見直さなければなりません。しかし、独身の時と比べてどの部分を見直せば良いかよく分からない人も多いはずです。

家族がいる方は、様々なリスクに備えなければなりません。しかし、保険は種類が多く、自分に合ったものを選ぶのはなかなか難しいでしょう。

そこで今回は、子育て世代の方が検討すべき保険について、解説していきます。

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1.子育て世帯が検討すべき保険①収入保障保険

子育て世代がまず検討すべき保険は、自分が亡くなった場合に保険金を受け取ることができる死亡保障。世帯主が病気やケガでなくなってしまった場合の、残された家族の生活費を準備しておく必要があるからです。

このような場合、残された家族は国から「遺族年金」を毎月受け取ることができます。ただし、受給できる金額は、生活していく上で最低限の金額にさえ届かない場合もあるのです。そのため、民間の保険会社で死亡保険に加入して、万一のときの家族の生活を確保する必要があります。

しかし、死亡保険にもたくさんの種類がありますが、どれを選べば良いのでしょうか?
そこで、億男がおすすめするのは「収入保障保険」。子供の成長にしたがって保険金額を見直す手間が省けるからです。

収入保障保険とは、自分が亡くなった場合に、残された家族に毎月一定額の保険金が支払われる保険。保険金は分割ではなく一括ではなく、分割で支払われるため、毎月の給料のようにお金を受け取ることができます。

例えば、契約者が父親で年齢は30歳、保険金額が毎月15万円、満期は55歳までの収入保障保険に加入したとしましょう。父親が40歳で亡くなった場合は、毎月15万円のお金が15年(55歳-40歳)まで受給でき、合計の受取額は2,700万円となります。

このように、収入保障保険の保険金は、保険の対象となる人(父親)が亡くなった年から満期までの残りの年数分支払われる仕組みです。

死亡保険の保障を考えるときは、子供の成長に合わせて保障額を調整していかなければなりません。子供が小学生の時点と、高校の卒業の時点では、成人するまでに必要な残りの教育費が違うからです。

収入保障保険であれば、満期をお子様が独立する年齢付近に合わせておくことで、子供の成長とともに保障を減額する手間を省くことができます。

2.子育て世帯が検討すべき保険②就業不能保険

就業不能保険とは、病気やケガで所定の障害状態になった場合など、働けなくなった場合に保険金を受け取れる保険です。

子供がいる家庭は、教育にかかるお金だけでなく、ローンの支払いなど、毎月の出費額が高額の場合が多いです。そんな時に、収入の柱である世帯主が働けなくなってしまうと、生活に大きな支障が出てしまいますよね。

会社員や公務員の方は、働けなくなった場合に「傷病手当金」が受け取れます。ただし、傷病手当金で受給できる額は、お給料の約2/3の額で、受け取れる期間も最大で1年6ヶ月まで。家族が生活していける金額ではない場合が多いのです。さらに、自営業やフリーランスの方は、傷病手当金を受給できません。
そこで、就業不能保険に加入していると、働けなくなった場合に保険金が受け取れるため、家族への金銭的な負担を減らすことができます。

就業不能保険は、収入保障保険に特約で付加する形で、一本の保険にまとめることが可能です。子供がいる世帯の方は、収入保障保険と合わせて検討してみると良いでしょう。

また、病気やケガでの入院の保障を主に準備したい場合は「医療保険」、がんのような重い病気のみの保障が欲しい場合は「がん保険」も合わせて検討するのがおすすめです。

3.子育て世帯が注意すべき保険①定期保険

定期保険とは、保険の対象となる人が亡くなった場合に、保険金を一括で受け取れる保険。保障される期間が決まっているのが最大の特徴で、保障期間が終わると、更新をするかそのまま保障が終わるかのどちらかとなります。基本的に保険料は掛け捨てのため、保障期間が終わっても保険料は戻ってきません。

定期保険は見直しをしない限り、保険期間中の保険金はずっと一定のままです。お子様の成長に合わせて減額をしていかないと、保障額が大きくなる場合やわ保険料を払いすぎる可能性があります。

また、定期保険では、大きな額の保険金を一括で受け取ることになるため、残された家族が使い方に困ってしまう可能性がある点にも注意しましょう。

4.子育て世帯が注意すべき保険②学資保険

学資保険は、子供の教育資金を貯めるための保険として、以前から人気の貯蓄性の保険。私自身も、学資保険への加入はおすすめです。しかし、「子供がいるから学資保険」とよく検討もせずに加入するのはあまり良くありません。

積み立ての利率は銀行の定期預金などに比べて高く、保険料を支払っている最中に契約者(親)が亡くなった場合、以後の保険料の払い込みが免除されます。子供の教育資金を確保する手段として有効活用されている方が多いです。

一方で、教育資金をためるだけであれば、つみたてNISAを使って投資をする方法があります(もちろんNISAのような投資には損をする可能性もあります)。また、死亡した時の保障が欲しいのであれば、死亡保険を増額する方法も考えられますね。

学資保険は、貯蓄機能と保障機能を1つにまとめて、教育資金を確保したい場合に有効な保険といえますね。「資産運用なんてとても無理!」と思われる方にもおすすめです。

学資保険に加入するときは、加入する理由を今一度しっかり考えてみると良いでしょう。

5.まとめ

今回は、子供がいる世帯が検討すべき保険と注意すべき保険について解説しました。

小さな子供がいる場合は、大きな死亡保障が必要なケースが多いため、優先的に検討していきましょう。

単身者の世帯と子育て世帯は、加入すべき保険の内容が異なるため、ご自身の生活背景に合った保険を選んでみてください。