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フリーランスのお金あるある!いいことばかりではない?

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こんばんは、億持ってない億男です。
会社に所属しないフリーランスという働き方が見直されているなかで、大手企業の副業の解禁などの流れも加速しています。

働き方は多様化し、自由に自分で時間配分を決められるフリーランスという働き方の良さが見直されています。確かに、フリーランスの自由度の高さや仕事を自分の基準で選べる点などは今までの働き方にない魅力です。

ですが、その一方で社会システムはまだまだフリーランスという働き方に対応していないのも事実です。フリーランスが直面しやすいお金の問題・・・今回は保険やクレジットカード、ローンなどの面からフリーランスを見ていきたいと思います。

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フリーランスの社会保障

フリーランスになったとはいえ、日本の社会で生きていく上で欠かせないのが、社会保障です。いつなにがあるのか解らないわけですから、社会保障は無視できない問題です。

フリーランスは、開業届を出しているいないに関わらず「個人事業主」として扱われます。

会社員などの場合は、会社を通して社会保険に加入し失業保険などもかけることができますが、フリーランスは国民健康保険となります。そして、フリーランスが入ることができる公的な失業保険の制度はありません。自分で民間の給与保証の保険などに加入するしかありません。

そして、社会保険の場合は保険料は会社と折半と言うことになりますが、国民健康保険に加入する場合は全額を自分で負担しなければなりません。

また、国民健康保険では世帯人数が増えるとその分、保険料が上がる仕組みになっているので、扶養家族が多い場合は国民健康保険の負担がかなり増えることになります。
仮に、社会保険の任意継続を希望したとしても、会社が支払っていた分も自分で支払うことになりますから、負担の増加になります。

フリーランスになれば、稼いだ報酬はすべて自分のものにできるというメリットがありますが、社会保障費があがることも念頭に置いておくべきでしょう。

クレジットカードやローン

ポイントがたまるクレジットカードや、車や家などを購入するときに利用するローンなどはどんなものでも審査があります。

審査とは早い話「この人は支払い能力があるのか」「善良な消費者であるか」といった信用度が重要なポイントになることは言うまでもありません。

もちろん、フリーランスだから信用度が下がるというわけではないのですが、ローンやクレジットカードの審査は会社員より厳しくなってしまうと言われています。安定した収入がある会社員や公務員より、支払い能力の面で審査が厳しくなる傾向があるのです。

もちろん、クレジットカードも銀行のローンも審査の内容には答えていません。ですが、やはり会社員や公務員の方が審査では有利と言われているのは事実です。

フリーランスのいざというときの備え

フリーランスはどうしても収入が不安定になってしまいます。ですが、新型コロナウイルスや自然災害などのリスクは当然あるわけで・・・。どうしても不安な部分は拭えません。フリーランスだけど、万が一の備えるのは大切なわけですが、民間の保険会社の所得保障保険は割高です。

少しでも出費を抑えたいなら、小規模企業共済という方法があります。

小規模企業共済は、フリーランスの廃業や休業などに備える積立金のことで1000円から70000円の間で設定した掛け金を毎月支払っていくというものです。この掛金は所得から差し引かれるので、節税にもなりますし、いざというときの備えとしてひとつの安心要素にもなってくれます。

毎月、貯金をしていこう・・・としてもなかなか難しいのが現実ですが、共済金として支払うという感覚でいれば、継続して支払いが続けられるのではないでしょうか。掛金は500円単位と細かく設定できるので、毎月無理なく支払いを続けることができます。

福利厚生がない

フリーランスは個人事業主ですから、会社のような福利厚生はありません。自分で自分に福利厚生をするしかないということになります。

フリーランスの福利厚生をサポートするフリーランス協会などに会費を支払って加入しなければなりません。

まとめ

今回はフリーランスが直面しやすいお金の問題をいつくか取り上げましたがいかがでしたか?フリーランスという新しく自由な働き方が今、見直されており、働き方も多様化しています。その反面、まだまだ会社員や公務員と比べると保障が手薄だったり、将来のことを考えたら「ちょっと心配」という面があるのも事実です。

社会保険料は、会社員や公務員よりフリーランスの方が自己負担額が高くなるので、そのあたりも念頭に置いておかなければなりません。

これから、ますますフリーランスの社会保障も充実していくことが予想されますが、とりあえず、今ある制度をフルに利用するのがオススメです。