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スマホもクルマも今や残クレ?!残クレはお得なのか

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こんにちは、億持ってない億男です。
突然ですが「残価設定クレジット」とか「残クレ」って聞いたことありますか?車を連想する方が一番多いかもしれませんが、スマホの「2年たって機種を返したら残りの支払いは免除」というシステムもどことなく残クレに似ているものがあります。高額な商品を買うときに便利に使える残クレですが、いったいどんなシステムなのでしょうか。今回は残クレを賢く利用する為に知っておきたい知識をご紹介します。

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1.残価設定クレジット「残クレ」とは

残価設定クレジット…通称「残クレ」とは、数年後のその物の価値を購入時に設定した上で、残価を差し引いた金額のみをクレジットで購入するという方法です。

残クレで購入するものは、高価なものが多く自動車の残クレはとても有名ですよね。最近では新車だけでなく中古車でも残価設定クレジットが利用できるケースも多く、毎月の支払額を抑えることができるのでワンランク上の車に乗れる…という魅力があります。

スマートフォンの場合は、残価設定という商品名ではありませんが、残価設定にかなり似た性質の購入プランがあります。48回払いのうち、24回を支払ったあとでスマートフォンの機種を返したら残りの支払いを免除するという支払い方法も残価設定クレジットに似ています。

残価設定クレジットで車などを購入した場合でも、残りの残価を再度分割にしたり、一括で支払ったりもできます。

長く乗ってきた車に愛着が生まれてしまいそう…という方にも残価設定クレジットは対応できるシステムになっています。

2.残クレの注意点

物の残価を設定したうえでクレジットを組むことで支払額を抑えるという残価設定クレジット…魅力的
なシステムではありますが、注意点もあります。

まず、車の残価設定クレジットの場合、金利が残価を含めた総額にかかってくるという点です。例えば、500万円の車を5年払い、残価150万円で購入したとしましょう。この場合だと、350万円分のクレジットを組むことになります。そして、5年後に150万円を支払うか、150万円を再ローンするか、車を返却するかを決めることになります。5年で支払う金額は350万円ですが、残価設定クレジットの金利は総額…つまり500万円にかかることになるのです。

残価設定クレジットの金利は比較的低めではありますが、先ほどの例で言えば、350万円のローンでも金利は500万円分ですからその点は注意するほうがいいでしょう。

また、車でもスマートフォンでも同じですが、壊してしまったり傷つけてしまって予定残価を大幅に下回ってしまった場合に返却を希望した場合には、追加での支払いが必要になることもあります。

ですので、カスタマイズの自由度が低いなどまるで人の物を借りているかのような状態になってしまいます。実際、残価設定クレジットで車を買った場合の所有者はクレジット会社などになりますから、借り物であると認識しても間違いではありません。

ですので、残価設定クレジットやそれに準ずる方法で車やスマートフォンを購入した場合は車両保険に入ったり、万が一のときに使える保証をつけたりして不慮の事故などに備える必要があります。

つまり、残価設定クレジットで高額な物を購入する場合には

・金利
・保険料

を考慮したうえで、それでもお得かどうかを判断する必要があります。

3.残クレを賢く使うためには?

毎月の支払額を押さえることができるという意味で魅力的な残価設定クレジットですが、金利や破損といったリスクもあります。

そう言われるとお得なのか、損なのかよく解らなくなってきますが、残価設定クレジットは賢く利用すればとても魅力あるシステムなのです。

車を例にあげるなら、残価設定クレジットで購入することで早いサイクルで新しい車に乗り換えることができます。車の安全装備などのシステムの進化はとても目覚ましいものがあり、自動車メーカーの中には1年ごとに改良をしていくというメーカーもあります。車の大幅な改良になるフルモデルチェンジのサイクルはだいたい5年から6年ですから、残価設定クレジットで買っておけば、新しい車にずっと乗っていられるというメリットがあります。

見た目だけでなく、安全装備がどんどん新しくなりますから、車を早いサイクルで乗り換えることには大きなメリットがあるといえますよね。

残価設定クレジットなら最短で3年で新しい車への乗換を検討することができます。

4.まとめ

車やスマートフォンなどでメジャーになった残価設定クレジットについてお話ししてきましたが、いかがでしたか?

高額な買い物ですから、どんな方法で支払うかはとても重要な問題です。自分のライフスタイルや希望にあった方法がもちろん一番ですが、残価設定クレジットや、それに類する方法での支払いも是非、選択肢のひとつに入れてみられてはいかがでしょうか。