こんにちは、億持ってない億男です。
いろいろなものが値上がりしている中で毎月の通信費をできるだけ安くしたいという方は多いのではないでしょうか。スマートフォンやタブレット端末が欠かすことができない世の中ですから、通信費は必要経費でもあります。
そこで選択肢のひとつに入ってくるのが「格安SIM」です。格安SIMはテレビコマーシャルをしている会社もありますし、通信費節約という観点からみたときにとても魅力がある選択肢となっています。
すでに格安SIMを利用しているという方もいらっしゃると思いますが、どういうものか解らなくて利用できずにいるという方も少なくないようです。
今回は格安SIMについて詳しく解説していきます。
格安SIMってどういうもの?
格安SIMってそもそも何なのでしょうか。携帯電話には四大キャリアがあります。docomo・au・SoftBank・楽天です。そして、格安SIMとは、大手通信キャリアよりも低価格で提供される通信サービスのことを指します。
このSIMカードとは、通話やインターネットをするためのICカードのことでスマートフォンに挿入して利用します。そして、eSIMに対応しているスマホの機種であれば、SIMカードを挿入することなくダウンロードして利用できます。
そして、格安SIMを提供している通信会社は自社で通信網をもっているわけではなく、大手キャリアのネットワークをレンタルして通信サービスしています。そのため、新しい技術の開発や基地局や収容局の維持、メンテナンスといった費用がかかっていません。また、回線維持のためのメンテナンス費用のコストがかからないため、消費者にリーズナブルな価格で通信サービスを提供できるのです。
今、多くの人々が通信費の節約を図るために格安SIMに注目しています。格安SIMは、従来の大手キャリアと比較して、コストパフォーマンスに優れるというメリットがありますが、デメリットもあります。
格安SIMのメリット
格安SIMには、様々なメリットがあります。
まず、先ほどから何度も触れていますが、コストの削減です。やはり、格安SIMの最大のメリットは、毎月の通信費を大幅に削減できるという点です。これはどの格安SIMにもいえることですが、大手キャリアのプランよりも基本料金が安く設定されています。そのため、スマートフォンの回線を維持するコストを抑えたいという方にとっては魅力的です。
また、2回線目の副回線を持ちたいという場合にもリーズナブルな価格で利用できる格安SIMは非常に魅力があります。
つづいて、カスタマイズ可能なプランが多いという点です。格安SIMの料金プランはとてもバリエーションが多く自分に合わせて、データ通信量や通話プランを自由に選びやすいという魅力があります。自分のライフスタイルに最適なプランを選んで、無駄なく通信サービスを利用することが可能です。
格安SIMのデメリット
ここまで格安SIMのメリットについてご紹介してきましたが、デメリットもありますのでチェックしましょう。
格安SIMは大手キャリアのネットワークをレンタルしているため、場合によっては通信速度が低下するというケースもあるそうです。特に、回線が混雑している場合は速度制限がかかることがあります。
そして、サポート体制についてですが、これは格安SIMの会社にもよりますが大手キャリアがあります。と比べると整っていないと感じる人がいるのも事実です。格安SIMはリーズナブルな価格で提供する目的でコストを抑えています。ですので、大手キャリアのような手厚いサポート体制が整っていない場合があります。
また、端末の互換性についても注意が必要です。一部の格安SIMにおいては、特定の端末との互換性に問題が生じることもあります。自分のスマートフォンが対応機種かを確認する必要があります。
最後に、大手キャリアが提供しているようなスマートフォンを残価設定で購入するようなシステムが整っていなかったり、格安SIMのキャリアで取り扱っていない機種もあります。機種は自分で用意して通信契約のみするという利用方法が多いのが格安SIMの特徴でもありますが、キャリアで通信契約と一緒に機種も選びたいひとにとって機種の選択肢が狭くなることもあります。
まとめ
今回は、通信費を抑えるための選択肢としての格安SIMについてお話ししましたがいかがでしたか?格安SIMは、低コストで利用できるという価格面の魅力と料金プランのカスタマイズ性が支持され、たくさんのユーザーが利用しているサービスです。費用が安いというメリットがある一方で、通信速度の制限がある場合があること、そしてサポート体制が脆弱というケース。また、端末とサービスの互換性や取り扱い機種のバリエーションといったデメリットも考慮する必要があります。
格安SIMを利用する場合には、格安SIM各社はもちろんですが、大手キャリアのサービスを比較して自分にあったサービスを見つけましょう。