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単身者が検討すべき保険

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こんにちは、億男です

保険は、ご自身の生活状況に合わせたものに加入しないと、保障額に過不足がでてしまうだけでなく、無駄な保険料を支払うことに繋がりかねません。

そこで今回は、ご結婚されていない単身者の方が検討すべき保険やコツを紹介していきたいと思います。

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1.単身者が検討すべき保険①就業不能保険

単身の方が最優先で検討すべき保険は、自分が働けなくなったときの保険。特定の障害状態や在宅療養時に保険金が支払われる保険である「就業不能保険」に加入して備えるのがおすすめです。

亡くなった場合の保障は死亡保険、病気やケガで入院した場合の保障には医療保険があります。これらの保険では準備できない在宅療養などで長期間働けない場合の保障を準備できるのが就業不能保険なのです。

単身者の方で年齢が若い方の場合、貯金が充分でない状態で病気やケガによって働けなくなることは死活問題です。
会社員や公務員の方のように会社の健康保険に加入している人が働けなくなった場合は、「傷病手当金」が受給できます。現在の給料の約2/3に当たる額が最大で1年半にわたって支給される仕組み。収入が全て補われるわけではなく、1年半で支給も終わってしまいます。そして、自営業やフリーランスの方は、傷病手当金を受け取ることができません。

就業不能保険に加入すると、働けなくなっても収入をしっかりカバーできるだけでなく、働けない期間が1年半を過ぎても、保険金で生活することができます。働けなくなっても家賃や最低限の食費、光熱費は支払っていけるように就業不能保険を検討しましょう。

ちなみに、就業保険の中には、うつ病などの精神疾患の場合に保険金が受け取れないものもあるため、加入時に保険金を受け取る要件をしっかり確認しましょう。

2.単身者が検討すべき保険②がん保険・医療保険

がん保険は、生まれて初めて悪性新生物と診断された場合に給付金を受け取れたり、がんによる入院や手術を受けたりした場合に給付金を受け取れる保険です。

がんは2人に1人がなると言われていますが、実際は若い方の罹患率はそれほど高くありません。一方でがんは、予防が難しくどれだけ健康に気を使っていても発症する可能性をゼロにすることは困難な病気です。

特に女性の方は、乳がんなどの悪性新生物や子宮筋腫などの腫瘍などになってしまうリスクに備える必要があります。

日本は国民皆保険の仕組みを導入しているため、健康保険証を提示すれば、医療費の自己負担は少なくて済みます。しかし、がんの場合は、自己負担が高額に膨れ上がる場合があり、貯金で支払うことは難しいケースもあるため、がん保険に加入して備えると安心です。

ちなみに、がんに罹患する要因は偶発的なもの、つまり偶然できたものが多く、遺伝的なもの要因はそこまで大きくありません。身内にがんにかかった人がいないからといってがん保険への加入を見送るのは、あまり正しい選択はいえないでしょう。

がんだけでなく、その他の病気も不安な場合は、医療保険も検討すると良いでしょう。単身者の方でも、30歳を超えるとがん以外の様々な病気になるリスクが高まります。

脳内出血などの脳卒中といわれる病気に罹患してしまった場合、入院期間が長引くこともありますが、がん保険では保障されません。
加えて医療保険は、がん保険よりも、加入時の健康状態の引き受けの基準が厳しいです。既にお薬を飲んでいる場合や持病がある場合など、告知した内容次第で加入を断られるケースがあるため注意しましょう。

3.単身者が注意すべき保険①死亡保険

死亡した場合に、残された家族に保険金が支払われる死亡保険は、単身者の方にはあまりおすすめではありません。亡くなった場合に残された家族が生活に困る確率が低いためです。

死亡したときの保障は、家庭があって未成年の子供がいる場合に、残された家族の生活費や、生活を立て直すための資金を準備する手段として加入するのが最適といえます。

単身者の方で必要な死亡保障といえば、自分の葬儀費用など100万円〜300万円程度の保障で十分でしょう。もちろん、高齢の両親や養っている家族がいる場合は、高額な死亡保障が必要なこともあります。

ご自身が亡くなった場合に、誰がどのように困るのかを考えて、加入を検討しましょう。

4.単身者が注意すべき保険②貯蓄型の保険

保険の中には、保障を備えながら資産も形成できる貯蓄性の保険が存在します。一生涯の保障を得ながら保険料を積み立てる終身保険や、老後の生活資金を貯める個人年金などです。

現在の貯蓄型の保険は、利率があまり良くないため、保険料が値上がりしています。以前に比べて効率的にお金を貯めることも難しくなりました。

保険の外交員の中には、「お金を貯めながら保障も持っておきましょう」「掛け捨ての保険は損しますよ」と言って、貯蓄型の保険を勧めてくるケースも多くあります。

しかし現在は、保障と貯蓄は別の方法で行うのが主流です。良く考えもせずに貯蓄型の保険に加入することはできるだけ避けましょう。

5.まとめ

今回は、単身者の方が保険に加入する際のおすすめや注意点をご紹介してきました。

もっとも備えるべきは働けなくなるリスク。そして重い病気になるリスクです。反対に死亡保障や貯蓄型の保険は、加入する前に本当に必要なのか十分に検討しましょう。

もちろん、今後家族ができた場合は、保障内容を見直す必要があります。家庭がある方の保険の加入の仕方はまた別の機会に解説しますので、楽しみにしていてください。