こんにちは、億持ってない億男です。
積立保険についてはこのブログでも何度もご紹介してきました。
簡単に言ってしまえば、積立保険とは定期的に保険料を支払っていき、保険期間が終了したタイミングで、返戻金があるという形態の保険です。保険ですから、一定のリスクをカバーしながら、貯蓄性もあるということで長期的な貯蓄や資産形成としても役立てられます。
今回は、積立保険と掛け捨て保険の違いについてお話ししたいと思います。
積立保険ってどんな保険?掛け捨てとは違う
多くの人は保険というと「掛け捨て保険」を思い浮かべることが多いのではないでしょうか。
例えば、自動車保険は掛け捨てのものばかりですし、医療保険にも掛け捨て型のものがあります。掛け捨ての場合、保険料を支払っても支払い理由が発生しない限り、支払った保険料は戻ってきません。しかし、積立保険はそのような掛け捨ての保険とは異なり、保険料を積立金として貯蓄することができるタイプの保険です。
積立保険はその名の通り、保険料を積み立てることで資産形成するというものです。つまり、保険期間中に事故が発生しなかった場合には、お金が手元に残るというメリットがあります。つまり、長期的な視点で考えると、積立保険は貯蓄や投資ができるということです。
積立保険の大きな魅力は、保障と貯蓄をひとつにできるという点です。万一の事態に備える保障機能もありつつ、貯蓄の要素があるため掛け捨てとは違うタイプの保険です。
積立保険のメリット
積み立て保険は、保障と貯蓄の二つの機能を兼ね備えているのが大きな特徴です。それにより、ライフスタイルやライフステージに応じた柔軟なプランニングできるのが大きな魅力です。
まず、積立保険は保険ですから、保障機能があります。例えば、生命保険としての性質を持つ積み立て保険は、万が一の事態に備えて家族の生活を守る役割を果たします。また、契約内容によっては、特定の病気やケガ、にも保障が適用されるため、経済的なリスクを軽減します。また、中には余命宣告を受けた場合に死亡保険金がもらえるものもあります。
そして、掛け捨て保険との最大の違いと言ってもいいのが積立保険の貯蓄機能です。積立保険は、返戻金があるため定期的に保険料を支払うことで、自然と資産形成ができます。さらに、その積み立てた資金に対して保険会社はから利息をつけるため、長期的に見ると資産の増加を期待できるケースもあります。
そして、この運用利益に関しては通常の場合は税金がかかりません。このような、税制上の優遇措置があることも大きなメリットと言えます。また、契約者貸付という制度を利用すれば、積み立てた保険料を審査なしで融資として利用することも可能です。
積立保険のデメリット
一方、積み立て保険にはいくつかのデメリットも存在します。
まず、解約に際して損失が出る可能性があることです。積立保険は長期的な視点で運用される金融商品です。利息が付くのは運用利益があるから…つまり長期的に資金を預けることが前提なのです。ですから、積立保険は契約途中での解約はできるだけ避けるべきです。契約途中で解約すると解約損が発生する可能性があり、積み立てた資金を全額受け取ることができない場合があるからです。
積立保険には、メリットもたくさんありますが、デメリットがないわけではありません。積立保険の契約を考えるときには、メリットとデメリットを踏まえて、自身のライフプランや経済状況、リスク許容度に合わせて適切な商品を選ぶことが大切です。
しっかりとした資金計画の元に契約をすれば、積立保険は資産形成の重要なツールとなります。そして、返戻金をうけとるときには、資金が増えていることもあります。こうした、積立保険のメリットを享受するためには、積立保険の保険期間や、毎月の予算を理解した上で、商品を慎重に選ぶことが必要です。
積立保険を選ぶ時のポイント
保険は自分自身や家族を守るためのものです。積立保険を選ぶときについつい資産形成に目がいってしまうこともありますが、保障にも気を配りましょう。返礼率だけではなく保障内容や保険期間など、保障面を確認することは大切です。
そして、保険商品はニーズにあわせて常に進化しています。新しい商品やプランが登場する可能性もありますので、定期的に最新情報をチェックし、自分に最適なプランがないか情報を集めることもわすれないようにしましょう。
まず、保険期間ですが、 保険期間は自身のライフプランを考えて選ぶことが重要です。契約期間が長い保険は、契約途中で解約すると損をする可能性があるため注意が必要です。
保障内容については、保障内容は病気やケガ、そして最も重要なのは死亡時の保障額についてチェックしましょう。
そして、保険料の額も重要です。自分の収支を計算してから選ぶことが大切です。保険料の支払いは長期的な毎月の負担となるため、無理のないようにしてくださいね。
まとめ
保険選びの選択は人生の重大な決断の一つです。特に、長期的な支払いと返戻金を目的にする積立保険は、掛け捨て保険とは異なり、資産形成の助けにもなります。ですが、長期的な視点での計画が大切です。難しい選択となるケースもありますが、しっかりと計画をして保障や保険期間を選ぶことで、自身と家族の将来を守ることができます。
積立保険と掛け捨て保険をうまく併用して、保障と支出のバランスを取りながら資金計画を立てていきましょう。