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 新型コロナウイルスに感染したら治療費はどうなるの?自己負担はある?

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こんばんは、億持ってない億男です。

新型コロナウイルスに翻弄される日々がもう2年近く続いています。

「もう聞きたくない」
と思ってみても、感染者が増えているニュースから逃げることはできませんし、中には「身近な人が感染した」という方もいらっしゃるでしょう。
本当に、いつ誰が感染してもおかしくない新型コロナウイルスですが、いざ、感染したときの治療費はどうなるのでしょうか。

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通常の場合は3割負担

新型コロナウイルスではなく、普通の風邪や怪我などで病院を利用した場合、70歳未満の場合は3割の治療費が自己負担になり残りの7割は公費で負担されます。つまり、病院を利用したときに支払っているお金は7割引きの金額ということになります。

このおかげで、医療機関が利用しやすくなるのですが、新型コロナウイルスの場合も3割の負担が必要なのでしょうか。

なんとなく「費用がかかりそう」と感染したあとの心配をしている方も多いのではないでしょうか。

新型コロナウイルスの医療費は全額公費

2021年9月現在、新型コロナウイルスに感染した場合の治療費や薬代などは全額公費で負担されます。3割の支払いも不要です。

新型コロナウイルスに感染した場合、軽傷や無症状が多いとは言われていますが、入院が必要になるケースは決して珍しいものではありません。そして、入院期間が10日を超えることもありますし、重症化した場合には人工呼吸器やエクモを使用したりと「費用がかかりそう」です。ですが、こういった費用はすべて国が見てくれるので「感染しても治療費を払えない」と心配する必要はありません。

また、PCR検査についても濃厚接触者になった場合や新型コロナウイルスに感染しているかもしれないと思われる症状がある場合など、医師や保健所が検査が必要と判断した場合は無料です。

ただし、症状もなく濃厚接触者でもないけれど「感染しているかを知りたい」という場合は自費での検査となります。

そして、新型コロナウイルスで入院した場合の食事代などに関しても無料です。

ホテル療養の場合の費用は?

新型コロナではホテル療養となるケースもありますが、ホテル療養の場合でも宿泊費用は必要ありません。
陰性の確認がとれるまでホテル療養になりますが、検査費用もすべて公費で負担されます。

そして、ホテルに備え付けの生活用品もすべて無料で使用することができますし、食事も無料で提供されます。

ビジネスホテルなどを行政が借り上げて新型コロナウイルス感染者の療養施設にしているケースが多いのですが、アメニティやシーツ、タオルなどもすべて無料で、食事も出してもらえるということです。

もちろん、自分が個人的に必要としている物や趣味のものに関しては自己負担ですが、贅沢を言わなければ生活できるだけの設備がそろった療養施設を負担なしで使用できるということですから、安心です。

自己負担になる費用はあるの?

新型コロナウイルスに感染した場合の治療費やホテル療養の宿泊代、食事代はかかりませんが、以下の出費に関しては自己負担となります。

・差額ベッド代
・交通費
・有料のテレビ

です。

まず、差額ベッド代ですが病院側の判断や事情で個室になった場合は請求されませんが、自分で「個室」を選んだ場合は差額ベッド代が請求されることがあります。

ただし、医療体制が逼迫している時に「個室がいい」「大部屋はイヤだ」なんて選べるほどの余裕はありませんので、ここはあまり心配することはないでしょう。

そして、交通費ですが、ホテル療養の場合も入院の場合も陰性になって退院した(療養が終了した)場合の送迎はされていません。もちろん陰性になったあとですから、公共の交通機関を利用していいのですが、その場合の交通費や自分の車で帰宅する場合のガソリン代などはすべて自己負担となります。

症状が重い場合などは、入院先への救急車で運ばれることもありますが帰宅時は送ってもらえないので帰宅するときの帰りの交通費だけは用意して置く方がいいかもしれません。

最後に、入院先で有料で見るテレビなどの料金は自己負担です。

まとめ

今回は、新型コロナウイルスに感染した場合の治療費やホテル療養の場合の費用について取り上げましたがいかがでしたか?
新型コロナウイルスに感染する心配もさることながら「治療費が心配」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、治療費やホテル療養の場合の宿泊費や食事代はすべて無料ですので、新型コロナウイルスに感染した場合の治療費の心配はそれほどしなくてもよさそうです。

感染した場合には仕事ができなくなって収入が減るという心配はありますが、それは個別に保険などで対応するという方法がありますし、治療費に関しては場合によって差額ベッド代が請求されることがあり、交通費や有料のテレビが自己負担になる程度です。

もちろん、感染しないのが一番ですが、万が一のことがあっても「治療費を気にして」病院に行かないという心配をする必要はありません。