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新型コロナウイルスの影響がこんなところにも出ていた!

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こんばんは、億持ってない億男です。世界を揺るがせている新型コロナウイルスの感染拡大…。医療崩壊してしまった国もありましたし、命を落としてしまった方も…。
私たちの暮らしや生き方にまで大きな影響を与えた新型コロナウイルスは、経済にも多大なる損害をもたらしました。
そんなかで、あまり報道されないこんなところにまで新型コロナウイルスの影響がでていたのをご存知でしょうか。

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新型コロナウイルスの影響で食べ物の値段が下がっていた?

新型コロナウイルスの影響は恐らく地球のありとあらゆる場所にまで波及しています。もちろん、程度の差はあるわけですが、少しも全く何の影響もなかったという場所はほとんどないのではないでしょうか。

新型コロナウイルスの影響でまず話題になったのが休校要請でした。安倍総理が会見をして法律的な根拠はないものの、休校を全国に要請したというもの…。肯定的な意見もそして否定的な意見もあったわけですが、この休校要請で一時、野菜の価格が暴落していたのをご存知でしょうか。

休校要請が行われ学校が休みになれば、給食用の野菜がまるっとそのまま余ってしまいます。給食用の野菜の量はとても多く、そして献立がすでに決まっている。この野菜がすべてキャンセルになったら、需要と供給のバランスが崩れることは想像に難くありません。

もちろん、すべての野菜が暴落したわけではなかったそうですが、ある青果店さんのお話によると「休校が決まってから確実に野菜は安くなった」とおっしゃっていました。

そしてそこに追い打ちをかけるようにイベントの自粛…つまり生鮮食料品があまってしまったのです。

消費者にとっては少しでも安ければ嬉しいかもしれません。ですが、物の値段が安くなりすぎるのは経済にとってはあまりよいことではありません。
生産者、販売店の利益が下がってしまいますから、やはり物には適切な価格が必要なのです。

その後、野菜の価格は落ち着いたそうですが、急激な消費の落ち込みで生産者や小売店に大きな影響があったことはいうまでもないことです。

酪農家にもダメージ

休校が長引くと給食用の牛乳が余ってしまう…生産者の力になるために大手コンビニエンスストアーがホットミルクを安く販売したり、SNSで牛乳を買うように呼びかける動きもありました。

それでも牛乳は供給過多だそう…ですが、牛乳が例え出荷できなくなっても搾乳しないと牛が病気になってしまうそう。だから、酪農家さんはどんな状況になっても搾乳を続けるんです。

つまり、売れなければ赤字だけが残ってしまう。

休校要請の影響が少なからずあったと嘆く酪農家さんも少なくありません。

余ったなら加工すればいいと思ってしまいますが、加工して販売するためにはまず許可が必要ですし、設備も必要。その許可や設備に投資して時間をかけるのはあまり現実的とはいえません。

中には搾乳した牛乳を廃棄するしかなかった方もいらっしゃったそうです。

食べ物が売れなくなるという非常事態

新型コロナウイルスの感染拡大では、マスクや手指の消毒液、アルコールジェルなどの感染予防グッズの品薄。そして、外出せずに家で過ごすために購入する人が多かった家庭用ゲーム機などが品薄になりました。

また、デマに流された人が買い占めてしまったトイレットペーパーやティッシュペーパー…一時的ですが、品薄でした。

保存が利くカップラーメンやインスタント麺、冷凍食品が棚から消えたこともありましたが、その一方で生鮮食料品が供給過多になり、価格が安くなると言う事態もあったのです。

生きていく上では食べ物は絶対に必要なものですが、余ってしまって、マスクや手指の消毒液、ハンドジェル、そして、キッチン用のアルコールまで品薄になりました。パニックが起こるとなくなるもの、そして、売れなくなる物があるということなのでしょう。

生鮮食料品が売れなくなるという非常事態は、小売店や飲食店だけでなく私たちの生活を支えてくれている一次産業の方に大きなダメージを与えました。

新型コロナウイルスが収束して今まで通りの日々が戻ったら、飲食店などでお肉やお魚をいつもよりたくさん食べて応援して差し上げたいものです。

まとめ

世界的な感染拡大で世界中をパニックに陥れ、一部の地域では医療崩壊を招いた新型コロナウイルスの感染拡大…。

たくさんの人の命が奪われる中で、経済にも大きなダメージを与えました。これから先、新型コロナウイルスがどうなっていくのかは未だ解りません。そして、これから先またいつどんな恐ろしいウイルスが出てくるかも解りません。

パンデミックが経済に与えた影響はかなり大きくダメージは生鮮食料品を生産する一次産業の方にも波及しました。

当たり前の日常の中に経済があったということを改めて認識させられます。