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任意整理ってなに?自己破産や個人再生との違いとは

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こんにちは、億持ってない億男です。
インターネットの広告などで「借金減額」とか「任意整理で完済」という言葉を見たことありませんか?借金は生活していく手段としても、そして、経営をする際にも必要なこと・・決して悪いことではありませんが、時に、様々な事情で借金が膨れ上がってしまう事もあります。長い人生、何が起こるかわかりませんから「万が一」の為に、借金返済の方法のひとつとして認められている”任意整理”について知っておきましょう。

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1.任意整理ってなに?

任意整理とは、借金の返済が苦しくなったときに取ることができる措置のことでもちろん合法です。

任意整理とは、裁判所の手続きを介さずに弁護士や司法書士が債権者…つまりお金を貸している消費者金融や銀行などと債務者…お金を借りた人の代わりに話し合いを行って、借金の返済についての協議をして利息などを減額して関西を目指すというものです。

つまり、司法書士や弁護士が代わりに銀行や消費者金融を話し合って和解することで、借金を減らして完済を目指すというものなのです。自己破産のように借金がすべてなくなるという訳ではありませんが、返済が滞った借金を計画的に返済をしていく上でとても有意義なシステムであると言えます。

2.任意整理のメリットとデメリット

任意整理のメリットは

 裁判所を介さない
 官報に名前が載らない
 家族に知られるリスクが低い

というものです。

任意整理は、裁判所を介さないため官報に名前が載ることがありません。ですので、少なくとも他人に「あの人、任意整理したんだ」なんて知られてしまうことはないのです。司法書士や弁護士には守秘義務がありますから、自分から言わない限り第三者にバレることはまずないのです。

そして、家族や同僚、会社などに任意整理をしたことが知られるリスクもかなり低めになります。

任意整理のデメリットとしては

 ブラックリストに入りしてしまう
 ローンやクレジットカードが使えない

ということが上げられます。

任意整理をしても、官報には載りませんがCICなどの信用情報機関に任意整理したことが一定期間記載されてしまいます。これが、よく聞く「ブラックリストに載る」というものです。
任意整理の場合、信用情報機関の情報は一定期間消えませんので早くても5年、長ければ10年はブラックリストに載ったままになってしまいます。
その場合、ローンやクレジットカードの利用ができなくなってしまうため、ちょっと不便に感じることもあるかもしれません。

ですが、ブラックリストに載っていても電子マネーやQR決済、デビットカードなどは使用できますし、仮想通貨などの取引にも影響はありません。また、時々、都市伝説のようにささやかれている「海外に行けない」とか「選挙の投票権に影響を及ぼす」ということもありません。影響があるのは、ローンやクレジットカードなど信用情報機関の情報で審査がある場合のみです。

3.自己破産や個人再生との違い

借金返済に困ったときの手段として、任意整理以外にも自己破産や個人再生という方法があります。

任意整理と自己破産や個人再生との違いは

 裁判所を介する
 官報に名前が載る
 個人財産の処分

などです。

自己破産や個人再生は裁判所を通した手続きになるので、官報に名前が載ります。ですので、第三者に手続きが知られてしまう可能性があるのです。そして、自己破産や個人再生の場合は、今持っている個人資産…貯金や不動産などを処分する必要があります。個人再生の場合は、一定の条件をみたせば、住んでいる家は残せますが、定期的な所得が絶対条件になります。任意整理は、裁判所の手続きを介さないので個人資産を残したままでも話し合いそのものは可能なのです。そして、個人再生のように、安定収入がなくても手続き可能です。

任意整理でも個人再生でも、そして、自己破産でも手続きをした場合には信用情報機関に情報が送られるのは同じですので、あとはどの手続きが自分に合っているかがポイントになります。

ただし、任意整理の場合、自己破産のように借金がすべて免除されることはありません。また、個人再生のように大幅な減額は難しくなります。

裁判所を介さないので、最も取りやすい手段が任意整理ですが、場合によっては自己破産や個人再生の方が向いているということもありますので、いざという時は、弁護士や司法書士に相談しましょう。

4.まとめ

様々な事情で借金の返済が滞ってしまった場合でも、救済してくれるシステムが日本では確立されています。その中で、裁判所を介さない方法が任意整理です。弁護士や司法書士が間に入って借金の利息の免除や減額、返済計画を立てて債務を整理してくれるのが任意整理です。生活を立て直す手段として、認められている方法ですので、いざという時のために知識として知って置くことをオススメします。