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 おまとめローンを利用したのに「総支払額が増えた?」おまとめローンの注意点とは

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こんばんは、億持ってない億男です。

複数のカードローンなどから負債があるという場合には「おまとめローンの利用」をするといいという話を聞いたことがありませんか?

おまとめローンを利用して複数の返済先をひとつにして「シンプル」にする、そして、総支払額を減らすことで計画的に借金を返していこうというのがおまとめローンを利用する目的です。

ですが、おまとめローンを利用したのに総支払額が増えてしまうケースや、毎月の支払額が増えてしまうケースがあります。

おまとめローンの選び方や特徴を見てみましょう。

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おまとめローンってなに?

おまとめローンとは、複数の金融機関や消費者金融などからお金を借りている場合に、すべての負債をひとつの金融機関でまとめて返済していくという方法です。

契約内容によっては、金利が安くなって総支払額が少なくなったり、返済期間を見直すことで毎月の支払額が減ったりすることもあります。そして、何よりひとつに借金をまとめられるので返済がとてもシンプルになりわかりやすくなります。

おまとめを目的とした金融商品は銀行や消費者金融で提供されており、中には法律で定められた総量規制の対象外になっている金融商品もあります。
総量規制とは、年収の1/3を超える貸付けを禁止する法律のこと・・・ですが、この総量規制には対象外になるものがあるんです。

例えば、住宅ローンや自動車ローンもそのひとつ・・・そして、おまとめローンも総量規制の対象外のものがあります。おまとめローンは「複数の借金をまとめる」という性質上、どうしても借入れ金額が高額になってしまう傾向があるため、総量規制の対象になっているかはひとつのポイントになります。

複数の借金を抱えている多重債務状態から抜け出す方法としておまとめローンを利用する人が多く、実際に、おまとめローンを利用して借金完済したという方もいらっしゃいます。

おまとめローンを使ったのに総支払額が増える?

おまとめローンを利用する目的のひとつには「総支払い額を減らす」というものがあります。とはいっても、おまとめローンに申し込んで審査を突破したからといって「借金の元本が減る」というわけではありません。

減るのは「金利」の部分です。ですが、この金利は契約内容によっては「減らない」こともありますし、おまとめローンの金利の方が高い場合はおまとめすることで「総支払額が増える」という現象が起こることもあります。

例えば、今借りているカードローンの金利がA社15パーセント、B社14パーセント、C社11パーセントだとしましょう。そしておまとめローンの金利が15パーセントだったら・・・。

おまとめでひとつにまとめてシンプルな返済にはできますが、金利が今のローンの金利より上がっていますから総支払額が増えます。

そして、おまとめローンの金利が低金利だったとしても「返済期間が短い」場合は、総支払額としては減らすことができますが「毎月の支払額」が増えるということもあります。

つまりおまとめローンを利用する場合には

・今の金利より低いこと
・返済期間が長いこと

ここがポイントとなります。

おまとめローンを利用して「ひとつになんとかまとめたい」という気持ちが強すぎて結果として「返済の条件が悪くなった」ということにならないように注意する必要があります。

おまとめローンの利用で貸したり返したりができなくなる?

おまとめローンを利用する場合、条件によっては「他社の契約を解約する」必要があるケースがあります。

総量規制との関係もあるのですが、今までのように「借りたり返したり」を繰り返してなんとか自転車操業をするということはもうできなくなります。
もちろん、借りたり返したりを繰り返す自転車操業状態は健全ではありませんので、やめたほうがいいのは明白です。

ただ、今までのような「足りなければ借りればいい」という感覚を変えて「返すこと」に集中する必要があります。そもそも、おまとめローンは返済が目的ですから返した分を借りられるようになるカードローンとは異なります。

おまとめローンの利用は「返済のため」であることを肝に銘じて利用しましょう。

まとめ

今回は、多重債務状態から抜け出すための方法のひとつとして利用されるおまとめローンについてでした。おまとめローンの利用で多重債務状態から抜け出して計画的な返済をして借金を完済した人もいます。

ですが、おまとめローンを利用する場合には、今の金利とおまとめローンの金利を比較すること、そして、返済期間がどうなっているかをしっかりと見て行く必要があります。

どのおまとめローンでも必ず金利が低くなって条件が有利になるというわけではありませんので、自分でしっかりと契約内容を把握してから利用しましょう。