こんにちは、億持ってない億男です。
病気やケガで入院したとき、医療費がどれくらいかかるのか不安に感じる人は多いのではないでしょうか。だれにでも起こるリスクですし、できるだけ備えておきたいもの。病気や怪我の時にお金の心配はしたくありませんよね。
そんなときのために備える方法のひとつとして医療保険があります。
医療保険という言葉はよく聞きますがインターネットでは「必要ない」という意見もちらほら…。「本当に必要なの?」「どんな保障を選べばいいの?」「公的な健康保険だけでは足りないの?」と迷う人は少なくありません。
この記事では、医療保険の基本と、入る前に考えておきたいポイントを初心者向けにわかりやすく解説します。
医療保険ってなに
医療保険とは、病気やケガで入院・手術などをしたときのための保険です。医療保険には、大きく分けて「公的医療保険」と「民間の医療保険」があります。
民間の医療保険は、契約に従って給付金を受け取ることができます。
たとえば、入院した場合に1日あたり決まった金額が支払われたり、手術を受けたときにまとまった給付金が支払われたりします。根幹の、保険会社が販売している保険、公的医療保険ではカバーしきれない自己負担分や、入院中の生活費、差額ベッド代、通院費などに備える目的で加入するものです。
そして、公的医療保険とは、健康保険や国民健康保険など、私たちが普段使っている制度のことです。病院の窓口で保険証を出すと、医療費の自己負担が一部で済むのは、この公的医療保険があるためです。
まずは、公的な医療保険を利用して、民間の医療保険で「公的医療保険の不足分を補うための保険」と考えるとわかりやすいでしょう。
民間の医療保険で備えられること
民間の医療保険では、主に入院や手術に備えることができます。
代表的な保障としては、入院給付金があります。これは、病気やケガで入院したときに、1日あたり5,000円や1万円など、契約時に決めた金額を受け取れるものです。入院一時金といって、日額とは別に給付金を受け取れるものもあります。
次に、手術給付金ですが。これは、手術を受けた場合に、内容に応じて一定の金額が支払われる保障です。保険商品によって、対象となる手術や給付金の計算方法が異なります。
最近では入院日数が短くなる傾向があるため、日帰り入院や短期入院に対応した医療保険もあります。
さらに、がん、三大疾病、女性特有の病気、先進医療などに備える特約を付けられる保険もあります。
特約とは、基本の保障に追加できるオプションのようなものです。ただし、特約を多く付けると保障は手厚くなりますが、その分保険料も高くなります。必要以上に保障を増やしすぎないよう注意が必要です。
公的な保険だけでは足りない?
医療保険を考えるときに大切なのは、まず公的医療保険でどこまで守られているかを知ることです。確かに日本の公的な医療保険はとても手厚く自己負担が少なく済むのは事実です。
日本では、公的医療保険によって医療費の自己負担が一定割合に抑えられていますし、医療費が高額になった場合には、高額療養費制度もあります。そのため、病気やケガをしたからといって、医療費の全額を自分で負担しなければならないわけではありません。
ただし、公的医療保険ですべての費用がカバーされるわけではありません。
たとえば、入院時の食事代、差額ベッド代、通院の交通費、入院中に働けないことによる収入減などは、自己負担になります。また、自営業やフリーランスの人は、会社員に比べて病気やケガで働けないときの収入保障が弱いのも事実です。
つまり、医療保険が必要かどうかは「医療費そのもの」だけでなく、「収入が減ったときに生活を維持できるか」も含めて考える必要があります。
入る前に考えたいポイント
医療保険に入る前には、いくつか確認しておきたいポイントがあります。まず考えたいのは、貯金でどこまで対応できるかです。
すでに十分な生活防衛資金があり、急な入院や手術にも対応できる場合は、手厚い医療保険が必ずしも必要とは限りません。一方で、貯金が少ない人や、病気で収入が減ると生活に大きな影響が出る人は、医療保険による備えが安心材料になることがあります。
次に、自分の働き方を確認しましょう。会社員の場合、勤務先の健康保険によっては傷病手当金などの制度があります。病気やケガで働けない期間の収入をある程度補える場合があります。一方、自営業やフリーランスの場合は、働けなくなったときの収入減に自分で備える必要性が高くなります。
また、家族構成も重要です。
独身で扶養する家族がいない人と、家族の生活を支えている人では、必要な保障の考え方が変わります。
子どもがいる家庭や、家計を一人の収入に頼っている家庭では、医療費だけでなく生活費への影響も考えておきたいところです。
なんとなく不安だからと複数の保険に入ると、必要以上に保険料を払ってしまうことがあります。医療保険は「入れば安心なので手当たり次第に加入かするもの」ではなく「必要な分だけ備える」ことが大切です。
まとめ
医療保険とは、病気やケガによる入院・手術などに備えるための保険です。公的な保険と民間の保険があります。
日本は公的医療保険が充実しているため、医療費のすべてを自分で負担するわけではありません。しかし、差額ベッド代、入院中の生活費、通院費、収入減など、公的医療保険だけではカバーしきれない部分もあります。
医療保険に入る前には、まず公的医療保険でどこまで保障されるのかを知ることが大切です。そのうえで、貯金額、働き方、家族構成、毎月の保険料、すでに入っている保険の内容を確認しましょう。
医療保険は、たくさん入ればよいというものではありません。自分にとって必要な保障を、無理のない保険料で備えることが大切です。


