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 カルテルって何?アイスクリームメーカーのニュースになったカルテルを解説します

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こんにちは、億持ってない億男です。

最近「アイスクリームメーカーのカルテル疑惑」というニュースが話題になりました。

カルテルと聞くと、なんとなく「企業が悪いことをしたのかな?」というイメージがあるかもしれませんが、具体的に何が問題なのか、少しわかりにくい言葉かもしれません。

そこで今回は、アイスクリームメーカーのニュースをきっかけに、カルテルとは何なのか、なぜ問題になるのかをわかりやすく解説します。

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アイスクリームメーカーのカルテルがニュースになった

先日、アイスクリームの大手メーカー6社がアイスの価格をめぐってカルテルを結んだ疑いで、公正取引委員会の立ち入り検査を受けたという報道がありました。

報道では、アイスクリームを製造販売するメーカー6社が値上げ幅や価格改定の時期などについて情報交換していた疑いがあるというものでした。

アイスクリームという普段スーパーやコンビニでよく見る商品の価格でのカルテルの疑いということもあって、関心を持った方も多かったのではないでしょうか。昨今、いろいろなものが値上げされていますし、食品の価格に消費者が敏感になっているタイミングでの報道でもありました。

もちろん、アイスクリームの値上げそのものが問題というわけではありません。原材料の高騰などで価格を上げることは当然のことですが、問題になっているのは「ライバル企業同士で話し合っていた可能性がある」という点です。

カルテルとは?

カルテルとは、簡単に言うと、本来は価格や製品で競争するはずのライバルが、価格などを話し合ってしまうことです。

たとえば、アイスクリームを販売するメーカーA社、B社、C社があるとします。本来であれば、それぞれの会社は自分達の商品の価格をそれぞれで判断します。

それぞれの企業は「原材料費が上がったから値上げする」「うちはまだ値上げせずに頑張ろう」「価格は据え置いて、内容量を少し見直そう」 「商品に付加価値をつけよう」というように、自社の判断で価格や販売戦略を決めます。

消費者から選ばれるための企業努力をそれぞれがするということですね、

これは資本主義経済では当然の価格競争です。企業が価格や品質で競争することでより良い商品が生まれ、価格の面でも消費者にメリットが出てくるのです。

ところが、もしライバル企業同士で、

「みんなで同じ時期に値上げしよう」
「値上げ幅はこのくらいにそろえよう」
「安売り競争はやめよう」

と話し合っていたらどうでしょうか。

どのメーカーの商品も同じように値上がりすれば、消費者は「少しでも安い商品を選ぶ」という競争のメリットを受けられなくなってしまいます。そして、企業は「みんなで値上げするんだから企業努力をしなくてもいい」ということになってしまう可能性もあります。

このように、競争関係にある企業同士が価格などを調整する行為が、カルテルと呼ばれるものです。市場の競争がカルテルによって阻害されることで、消費者のメリットが失われてしまうのです。

カルテルの何が問題?

カルテルは、独占禁止法という法律で禁止されている行為です。

企業同士が適切に価格や品質で競争することで、消費者からすると、より安く、より良い商品を選べる可能性があります。

しかし、企業同士が裏で話し合って価格をそろえてしまうと、その競争が働かなくなってしまいます。その結果、本来ならもっと安く買えたかもしれない商品を、消費者が高い価格で買うことになる可能性があります。

問題は、値上げではなく、値上げをするかどうか、いつ値上げするか、どのくらい値上げするかについて、ライバル企業同士で情報交換したり、足並みをそろえたりすること。この情報交換や足並みを揃える行為がカルテルです。

つまり、「競争相手と相談してみんなで値上げした」場合は問題なのです。ここで問題になっているのは、決してアイスクリームの価格が高くなったことではありません。

本来は価格や品質で競争するはずの会社同士が、話し合って足並みをそろえていた可能性があるということです。

まとめ

カルテルとは、ライバル企業同士が価格や値上げの時期などを話し合い、競争を避ける行為です。

今回のアイスクリームメーカーのカルテルの疑いというニュースは、大手6社が市販用アイスの価格をめぐって情報交換していた疑いがあると報じられています。

カルテルを理解する際のポイントは、値上げそのものが悪いわけではないということです。コストが上がれば、企業が値上げするのは自然なことですし、それ事態が問題というわけではありません。

ただし、ライバル同士で値上げ幅や時期をそろえていたなら話は別です。ライバル企業同士の価格競争がなくなれば、消費者が商品を選ぶときのメリットが少なくなります。

カルテルという言葉が出てきたら、値上げが悪いのではなく、ライバル同士で価格をそろえることが問題であると理解しましょう。