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確定申告は郵送でもOK!個人事業主の白色申告で必要なものとは?

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こんばんは、億持ってない億男です。

毎年春になると「今年も来たか」と確定申告に頭を悩ませている人も多いのではないでしょうか。
計算は大変だし、請求書もたくさんあるし…。おまけに税務署は混雑するし確定申告が苦手という方は少なくありません。

確定申告は国民の義務。収入がある場合には申告しなければなりませんし、計算や書類作成は税理士などに依頼しない限り自分でやるしかありません。ですが、税務署に行く手間を省くことは可能です。

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e-Taxは事前の申し込みが必要

税務署に行かなくても確定申告ができる方法と言えば、インターネット経由で確定申告をするe-Taxです。

e-Taxを使えば郵送も税務署にいく必要もなく確定申告の書類をネットで送信できます。しかもその場で完了するわけですから、スピーディです。これはとっても便利!

なんですが、e-Taxを利用するためには

・マイナンバーカード
・カードリーダー
・申し込み

が必要です。

つまり、3月になって「よし、今年はe-Taxに挑戦だ!」と思い立っても申し込みをしていなかったら利用できませんし、マイナンバーカードの申請をしていなければ利用できません。

となると…唐突に「e-Taxだ!」とはいかない。事前の準備が必要というわけです。

ならやっぱり混雑する税務署か…と思っている方!実は確定申告は郵送でもできるのをご存知ですか?

確定申告は郵送でもOK!

確定申告の必要書類を管轄の税務署に郵送するという方法があります。

これなら、確定申告のために列に並ぶ必要はありません。

書類作成は国税局の確定申告の書類を作成するコーナーで入力できます。それをプリントアウトして管轄の税務署に封書で送ればOK。

個人事業主の白色申告の場合

・確定申告の書類
・収支内訳書
・返信用封筒(切手を貼ること)

を郵送すればいいのです。

受付がされたら返信用封筒に控えをいれて税務署から返送されるので控えを保管しておきましょう。

ここでひとつ注意点があるのですが、この書類は信書になるので宅配便で発送してはいけません。ゆうパックやゆうパケットでの発送はNG。必ず封書である必要があります。

封書とは

・定形郵便
・定形外郵便
・書留
・レターパック

です。

間違えてゆうパケットやゆうパック、宅急便で書類を発送しないようにしましょう。

また、封書には確定申告の書類が入っていることが解るように朱書きするのがよいとされています。

重要書類ですから、定形郵便や定形外郵便よりレターパックや書留のほうが安心です。そして必ず管轄の税務署に送りましょう。別の税務署に送っても処理してもらえませんのでここも要注意です。

返信用封筒に切手を貼って一緒に送付すれば、受領後すみやかに書類が返送されてきます。確定申告の控えが必要になることも多いのでこれはちゃんと保管しておきましょう。

ちなみに確定申告だけでなく、修正申告なども郵送で可能です。窓口の混雑がいや…という方や、感染症のリスクを減らしたいという方にはオススメです。

郵送で確定申告するメリットとは

郵送で確定申告するメリットとしては

・窓口にいかなくていい
・マイナンバーカードがなくてもいい
・カードリーダーも必要なし 
・事前の申し込みも不用意

という点です。

郵送ですから、税務署にわざわざ足を運ぶ必要はありません。投函したらあとは返信用封筒で控えが帰ってくるのを待てばいいのです。

そして、e-Taxには必ず必要なマイナンバーカードもカードリーダーも郵送なら必要ありません。

修正申告などの場合は本人確認書類の提出が求められることもありますが、これは運転免許証や保険証、パスポートでもいいのでマイナンバーカードを申請していなくても郵送の確定申告ならできます。

そして、e-Taxでは事前に申し込みが必要ですが郵送の場合は申し込みはいりません。いきなり必要書類を送付しても構いませんので、申し込みもマイナンバーカードもカードリーダーの準備もしていなかった。

という場合でもわざわざ税務署に足を運ぶことなく確定申告ができるのは大きなメリットです。

返信されるまでに時間がかかることなど、デメリットがないわけではありませんが、控えの書類がすぐに必要だ!という訳ではないのなら、郵送での確定申告は非常に楽で便利です。

まとめ

確定申告は面倒…税務署が混むし…だけどマイナンバーカードも持ってない。という方にオススメの郵送での確定申告についてご紹介しましたがいかがでしたか?

確定申告はわざわざ税務署に足を運ばなくても郵送でも手続きができます。必要書類への記入は国税局のホームページからできますので、計算をしっかりすればそれほど難しいことはありません。

e-Taxをする場合はマイナンバーカードやカードリーダー、事前の申し込みが必要ですが、郵送の場合はこれらは必要ありません。突然、収入があって確定申告することになった!というときでも利用できてとても便利です。