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有事の安全資産”金”が高騰を続けている理由とは

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こんばんは、億持ってない億男です。

新型コロナウイルスの感染拡大が世界中に混乱を引き起こしている2020年・・・。波乱の幕開けとなったわけですが、もう上半期が終了し2020年は後半に突入しました。

新型コロナウイルスの影響で経済の不安が続く中で、有事の安定資産と言われている金が高騰を続けています。

どうして金が買われるのか、そして、今後、金の相場はどうなっていくのでしょうか。

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どうして金が有事の安定資産なのか

金が安定資産と言われる理由はいくつかあるのですが、まず、金はそのものに価値があります。
例えば、国が発行している通貨の場合、その国が経営破綻状態になってしまったらお金に価値はなくなってしまいます。国の後ろ盾がない仮想通貨はもっとリスクが高いと言って良いでしょう。

ですが、金には万国共通いってもいい価値が金そのものにあります。

もちろん、世界基準の「国際価格」はありますが、それはどこかの国に金が依存しているということではありません。

金は金であるだけで価値があるのです。だからこそ、急落するリスクが低く、ましてや金の価値がゼロになることはほとんどないといっていいのです。金が持つ価値は、希少性と需要に伴うもの・・・ですから、金は世界中のどこでも普遍的な価値持っているのです。これこそが金が安定資産と言われる理由です。

そして、金はとても希少性が高い鉱物です。金の採掘量は世界中でたったの17t。これは、50メートルプール3つ分にしかなりません。世界中で需要があるのにたったのプール3つ分しかとれていないのです。

そして、今後、金の採掘量は減少していくと予想されています。希少性が高いからこそ、急落するリスクがすくないのも金の魅力です。金は需要が高い鉱物でありながら採掘量が少ない・・・だから、安定資産なのです。

ただし、金は持っているだけで利益を生む資産ではありません。株のように配当や優待があるわけではないので、そのあたりはデメリットといえるでしょう。

金の高騰は過去にもあった

様々の理由で有事の安定資産と言われる金ですが、高騰したのはもちろん今回が初めてではありません。

リーマンショックの際にも金は高騰しましたし、1970年から1980年にかけての中東危機が頻発した事態にも金は高騰しました。

いつの時代も金は安定的に価値がある資産として人気があるのです。

そして、今は新型コロナウイルスの感染拡大による先行きの不透明感からやはり金が買われています。金1gの価格は2020年6月26日で6715円と高騰を続けています。

これは小売価格の最高値・・・ですが、それでも購入している人がいるのです。

新型コロナウイルスの影響が出始めた4月中旬ですでに40年ぶりの高値となる6513円をつけていたのですが、さらに高値での取引が続いています。

今後はどうなっていくの?

金が高騰している!なら今のうちに買っておいたら大もうけ?と思う方もいらっしゃることでしょう。未曾有の危機と言われる新型コロナウイルスの感染拡大で金は高騰して今、過去最高の価格帯で取引されています。

今後、金が価格を下げるのかそれとも価格がまだまだ上がるのかは、新型コロナウイルスのワクチンや治療薬の開発、そして、第2派、第3派の感染拡大がどうなるかによって左右されることでしょう。

そして、今、アフリカや南米で多大な被害を与えているバッタの大群の問題も相場に影響してくる可能性があります。

ただ、2020年6月の段階では金は高騰しているので大量に購入を検討しているならタイミングをよく見極める日付があります。また
比較的安定している株や為替といったほかの資産と併用していくのもオススメです。

金は急落しにくい安定資産ですが、史上最高の高値がいつまで続くのかどこのまで続くのかは誰にも解りません。新型コロナウイルスのパンデミックという未曾有の危機がどう終結していくのかに価格は大きく左右されることでしょう。

他にも北朝鮮の情勢など、世界に影響を与えるニュースや自然災害などでも価格が変動する可能性があります。

今、投資をするならそういった情報に目を向けた上で先々の予測をするのが賢明といえます。

まとめ

新型コロナウイルスの影響で高騰している有事の安定資産といわれている金について、紹介しましたがいかがでしたか?新型コロナウイルスの影響で金が高騰すると予想して早々を購入していたという方は利益を出していることでしょう。
その位、今、金は高騰しています。史上最高価格をつけてもなお、高値水準での取引が続いています。

いつまでこの状態が続くのかは、新型コロナウイルスのワクチンや治療薬、そして、他の世界情勢に左右されます。

どうなるのか解らない・・・だから金そのものに普遍的な価値がある安定資産が人気を集めるのです。