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妊婦さん必見!妊娠や出産で受けられる公的なお金のサポートを徹底解説

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こんにちは、億持ってない億男です。
少子化が社会問題なっている今の日本で、子供を産み育てることに対する公的なサポートがたくさんあることをご存知でしょうか?子供は欲しいけど、お金がかかる…。色々な費用を考えると慎重にならざるを得ないという方もいらっしゃるかもしれません。

そんな方のために、そして、今すでに妊娠しているという方のためにも役に立つ、妊娠と出産に関する公的なお金のサポートについてご紹介していきます。

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1.妊婦検診の補助制度

ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、妊婦検診に関しては健康保険が効きません。「え?なんで?」と思ってしまいますが、実は、健康保険は「病気や怪我の治療」が対象なんです。妊娠は病気ではありませんし、妊婦検診も治療ではない…だから健康保険の対象になっていないんです。

これだけ聞くと「なんて冷たいんだ」と言いたくなりますが、健康保険の対象になっていないんです。からといって全額自己負担になるという訳ではありません。

実は、妊婦検診に関しては、各自治体からの補助金の制度があるんです。お金を貰えるというタイプの補助制度ではなく最大で14回までなら、検査費用の一部が無料になるというサポートです。運用方法は自治体ごとに違うのですが、お住まいになっている地域の役所に問い合わせをすれば、この制度について説明してくれるはずです。

妊婦検診の費用は、初診だと1万円程度、2回目以降も6000円程度かかると言われていますから、助成金の制度を利用することをお勧めします。

2.出産一時金

妊婦検診は健康保険の対象になっていないと先ほど、ご紹介しましたが、実は、自然分娩での入院や費用に関しても健康保険の対象になっていないんです。

これも理由は同じ…自然分娩は治療ではないからです。ですが、医師の医学的な判断で行われる帝王切開などは、健康保険が効くので3割負担で済みます。

とはいうものの、自然分娩でつつがなく出産をしたいものですよね。自然分娩でも出産にかかる費用は40万円程度。赤ちゃんを産むのにこんなにお金がかかるなんてびっくりという方もいらっしゃるかもしれません。

これも健康保険が効かず全額自己負担だからなのですが、この出産費用をカバーするための制度が「出産一時金」です。

出産一時金とは『被保険者及びその被扶養者が出産された時に協会けんぽヘ申請されると1児につき42万円が支給されます。引用:全国健康保険協会HP https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/cat315/sb3080/r145』

というもので、

 健康保険の被保険者または被扶養者
 妊娠4か月(85日)以上で出産
という条件を満たしている場合に1児につき42万円…双子の場合は84万円が支給されます。

つまり、出産一時金で出産費用のほとんどをカバーできるということなりますよね。

この出産一時金を貰うためには健康保険の被保険者や被扶養者でなければなりません。ですので、健康保険をずっと滞納しているという人や、気づいたら入っていなかった?という場合は、早めに国民健康保険の窓口に問い合わせをして健康保険証を貰うようにしましょう。

3.年金も免除されます

国民年金や厚生年金は、将来のために加入できるなら入っておきたいものです。毎月の支払ている年金ですが、出産した場合には、一定の期間の間、支払いが免除されます。

国民年金は『出産予定日又は出産日が属する月の前月から4か月間 
引用:日本年金機構 https://www.nenkin.go.jp/service/kokunen/menjo/20180810.html』は支払いが免除となります。支払いが免除されるだけなのでこの期間も年金をかけていたのと同じ扱いになるのです。

そして、厚生年金も産前産後休業期間については免除となります。出産や育児の間にはいろいろな費用負担があることからこのような制度が設けられているのです。

また、育児休暇中も健康保険、厚生年金保険の保険料が免除されます。

4.出産費用の医療費控除

出産費用に関しては、医療費控除の対象になっています。妊娠したことが証明されたあとの通院や入院にかかる費用、出産費用や手術費用が上限200万円まで控除の対象になります。

直接的にお金が貰えるという制度ではありませんが、税金の面でも妊娠や出産はかなり優遇されているのです。

参考資料:国税庁ホームページ https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1120.htm

5.まとめ

妊娠や出産に関わる公的なお金のサポートについてご紹介してきましたが、いかがでしたか?思いのほか、補助制度が充実していること、そして、国民年金や厚生年金の免除や税金
面での優遇があることに驚いたという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
子供を産み育てるためには、いろいろなお金が必要…その中で使える公的なお金のサポートに関しては存分に利用して子育てに役立てていきましょう。

今回、ご紹介したのは妊娠から出産までの間のサポートのみ…育児をしていく中で受けられるお金のサポートもたくさんありますので、機会があればまたご紹介してければと思っています。