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公務員は副業禁止!でも例外もあります

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こんにちは、億持ってない億男です。
安定した生活を送れることで大人気の公務員ですが、民間企業比較してお給料が何倍も貰える…というわけではありません。安定はしているものの、決して大金を稼ぐことはできないのも公務員です。
そして、今、世間で注目されているのが「副業」働き方改革の波で民間企業の中で、今まで副業を禁止していたところも副業を解禁しているところもあります。今回は、公務員と副業についてのお話です。

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1.公務員の副業は法律で禁止されています

公務員の副業…これは法律で禁止されています。

国家公務員の場合は、国家公務員法103条「第百三条  職員は、商業、工業又は金融業その他営利を目的とする私企業(以下営利企業という。)を営むことを目的とする会社その他の団体の役員、顧問若しくは評議員の職を兼ね、又は自ら営利企業を営んではならない。」

そして、地方公務員は地方公務員法38条「 職員は、任命権者の許可を受けなければ、営利を目的とする私企業を営むことを目的とする会社その他の団体の役員その他人事委員会規則(人事委員会を置かない地方公共団体においては、地方公共団体の規則)で定める地位を兼ね、若しくは自ら営利を目的とする私企業を営み、又は報酬を得ていかなる事業若しくは事務にも従事してはならない。」で副業は禁止…。

つまり、公務員の副業は法律違反と言うことになります。

公務員の副業を禁止した公務員法は、法律ですから違反した場合は処分の可能性があります。
公務員が副業をしていることがバレて懲戒処分を受けたケースは実は珍しくありません。公務員がこっそり声優をしていたというケースでは、定職四か月、派遣型風俗店でアルバイトをしていた場合は減給10分の1を一か月…となかなか重い処分が下されています。

そもそも副収入が欲しくて副業をするのに、停職になったり減給になったりしたら元も子もありません。そして、副業をしていたのがバレて処分を受けたとなるとこれは職場では恥!もしかすると出世にも響くかもしれませんし、職場での信頼は嫌でも下がってしまうでしょう。うっかり…では済まされないので、公務員の方は注意しましょう。

2.公務員でもできる副業はある!

先ほどご紹介した法律で禁止されている公務員の副業ですが、実は例外的に認められている副業もあります。

 地域貢献活動
 不動産投資
 株やFXなどの資産運用
 講師
 執筆活動
 印税
 家業の手伝い
などです。

地域貢献活動や講師などは、利害関係やその内容によりますがこれは原則としてOK。もちろん、ボランティアではなくお礼を貰っても大丈夫です。そして、不動産投資や株、FXといった資産運用も禁止されていません。

更に、当然といえば当然ですが、執筆などの創作活動や印税収入を得ることは公務員でも問題ありません。家業の手伝いも大規模にならなければ認められるケースが多く、公務員だから絶対にどんな副業もできないということではありません。

そして、上記以外の副業でも任命権者に申請して認められれば公務員でもどうどうと副業ができます。任命権者から認められやすい副業とそうで副業はどんなものなのでしょうか。

3.公務員の副業のポイント

公務員の副業は原則として禁止されていること、そして、例外的にできる副業があることは解りましたが、そもそもなぜ副業が禁止なのでしょう。そして、公務員が副業をするときのポイントはなんなのでしょうか。

まず、公務員の副業が禁止されている理由ですが、本業の公務がおろそかにならないようにするため、そして、公務員の副業をすることで民間企業などと利害関係が生じた場合に不公平な状況を作り出すことがないようにするためです。

ということは…そう、公務員が副業をするときにポイントになるのは次の3点です。

 信頼関係を損なわないもの
 本業がおろそかにならない
 利害関係がない

ということです。

もし、公務員だけど副業がしたい…というときにはこの3つの条件をみたしていることがポイントになります。

公務員でも認められやすい副業としては、治験や有償ボランティアなど公共性が高く信頼を損なう恐れがないものです。公務員が申請をして、副業をしたいというときには、誰にいっても恥ずかしくない副業をしましょうね…ということです。

公務員だって副業したいし、お小遣いだった欲しいですよね。全くできないという訳ではありませんので安心してくださいね。

4.まとめ

公務員は安定していて信頼度も抜群!とあって昔も今も大人気の職業です。倒産やリストラの心配もないので、派手な仕事でなくてもいいからとにかく安定が欲しいという方にはピッタリですし、地方公務員であれば転勤もその地域内だけですから、ひとつのエリアにずっと住んでいたいという方とって魅力です。その反面、公務員は守らなければならないたくさんのルールがあります。そのひとつが副業禁止です。ですが、例外的に認められている副業もありますので、公務員だけどお小遣い稼ぎしたいという方は認められている副業の中から自分にあったものを選びましょう。