スポンサーリンク

死亡保険金は必要?!遺族年金は貰えるのか

スポンサーリンク

こんばんは、億持ってない億男です。
万が一のときのために入っておきたいのが死亡保険金です。いわゆる生命保険や入院保険、医療保険などの死亡一時金もこれにあたります。死亡保険金は、まさかのときのための備えとして一般的ですし、残された家族のために、そして、葬儀やその後の費用のためにと入っている方もいらっしゃることでしょう。

死亡保険に加入する…ことを考えるのは主に家族の中で稼ぎ頭として働いている方です。例えば、夫婦で夫の方が収入が多い場合、妻は死亡保険に加入したほうがいいのでしょうか…。

スポンサーリンク

死亡保険金はどこまで必要か

死亡保険金はどこまで必要なのか…毎月の出費になる保険料のことを考えるとなかなか悩ましい問題です。

これが、一家の稼ぎ頭であれば十分な金額の死亡保険をかけておく方が安心であることは言うまでもありません。ですが、主婦(夫)の場合はどうなのでしょうか。

死亡保険は掛け金も高くなりがちですから、ここはしっかりと検討したいところです。

まず、考慮するべきポイントとして、死亡保険金の使い道があります。

亡くなった後の生活費として必要なのか…それとも、葬儀や遺品整理などの費用として使うのか…。葬儀や遺品整理のための備えであれば、莫大な死亡保険をかける必要はなく数百万円程度で足りるでしょう。ですが、万が一のことがあった場合に、主婦(夫)の支えがなければ今まで通りの収入を得られないような状況であれば、生活費として死亡保険金が必要になります。

ですが、葬儀や遺品整理のための備えはすでに十分あり、万が一のことがあった後でも、残された家族が遺族年金などで今まで通りの収入を得られて、生活を維持できるのであれば、死亡保険金が必ずしも必要とはいえません。

では、今まで通りの生活…を維持するために必要になるかもしれない費用について具体的に考えてみましょう。

場合によっては、収入を維持できても費用が余分にかかるようになるケースもあるんです…。

遺族年金との関係

まずは亡くなった方の遺族年金の受給について考えてみましょう。

遺族年金とは、被保険者がなくなった場合に遺族に対して支払われる年金のことです。遺族年金を受け取れるのは

・18歳未満の子供のいる配偶者
・子供

です。

死亡した人によって生計を維持されていた人である必要があります。

亡くなったのが主婦(夫)の方の場合でも当然、遺族年金は支給されます。保険料納付期間が足りており支給条件を満たしていれば、遺族は遺族年金を受け取ることができます。

遺族年金の受給要件を満たしている場合は、多額の死亡保険金が必要という状況ではないかもしれません。主婦(夫)の死亡保険に冠しては、悩みどころではありますが、遺族年金の受給要件を基準に考えていくという方法もあります。

死亡保険は保険料が高くなりやすいので、残された家族に対して与える経済的な要素で考えるのは有効です。

主婦(夫)の死亡後にかかる費用の想定

家族を支える主婦(夫)の方に万が一のことがあったときに、残された家族が生活していくために必要になる経費を考えてみましょう。

家事を引き受けてくれていた人が亡くなった場合、その家事を分担するか、もしくはハウスキーパーさんや家政婦さんにやって貰うかという選択肢があります。
前者の場合は費用面ではそれほどの負担にはなりませんが、仕事等に影響が出る可能性はあります。後者の場合は、仕事への影響は少なくて済みますが、費用負担が発生します。

例えば、一切家事が出来ない…とか、激務で家事ができない、子供がまだ小さいというケースではやはり、費用負担が発生すると考えた方がいいでしょう。つまり、収入を得ていない人であったとしても状況によっては死亡保険金をかけていた方がいいというケースもあるということです。

先ほどお話した、遺族年金の支給条件を満たしておらず、そして、万が一のことがあったときに残された家族の生活を維持するために新たに費用が発生することが予想されるという場合には、死亡保険金はかけておいた方がいいという結論になります。

パートなどで収入がある場合はより、死亡保険金の必要性は高いと考えて良いでしょう。

死亡保険金として保険金を受け取るのか、もしくは、保険をかけずに貯金していくほうが効率的なのか…は、状況によって異なります。年齢を重ねれば重ねるほど、死亡保険金の掛け金は高くなりますので、その場合は定期預金のほうがいい…というケースもあります。

まとめ

今回は死亡保険金についてのお話でしたが、いかがでしたか?万が一のことは考えたくないことではありますが、死は誰にでも訪れるものです。そのタイミングをコントロールできない以上、備えを考えるのは当然のこと。

家族を支える主婦(夫)の方の万が一の備えとして、遺族年金や今後の生活のことを具体的に想定して保険や貯蓄をしておくようにしたいですね。