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老人介護施設っていくらかかるの?自分や親の老後のために知っておきたい介護のお話

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こんばんは、億持ってない億男です。

どんなに元気で今は若くても、必ずみんな平等に老いていくものです。老後2000万円問題などが話題になったこともありましたが、自分の老後が来る前に先に親の老後がやってきます。
もちろん、最後まで元気で大往生してくれるのが一番ですが、必ずしもそうとはいきません。認知症やその他のケガや病気などで介護が必要になることもあります。

家族だけで介護ができればそれも理想のひとつですが、実際には「そうもいかない」のも事実。若い世代に仕事などがありますし、つきっきりで介護は難しいのが現状でしょう。そんなときに頼るのが介護施設です。

ただ、当然ですが、介護施設も無料ではありません。老人看護施設の利用にはどの位の費用が必要なのでしょうか。

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老人看護施設の種類

お年寄りをあずかって、介護士さんや看護師さんが見ていてくれる老人看護施設ですが、いろんな種類があります。

・介護付有料老人ホーム

・特別養護老人ホーム

・介護老人保健施設

・介護療養型医療施設)

・グループホーム

・サービス付き高齢者向け住宅

・ケアハウス

などなど。
運営主体や目的、どの程度の介護が必要な向けなのかによって種類が違うのです。
要介護度に認知症に対応できるかなどの条件、どの程度の介護を受けられるのかによって違いがあります。

介護施設には民間と公的施設がある

民間の施設は民間の会社が運営している老人看護施設です。民間施設では各施設にそれぞれの特色があって、個性があります。
民間の場合、介護施設ではありますがサービスを提供するビジネスでもありますので、同業他社よりもより質の高いサービスを目指しています。

グループホーム、介護付き有料老人ホーム、住宅型有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅などがこれに当たります。

民間が運営している場合、各施設の個性が魅力でもあります。介護施設ですがビジネスですからよりよいサービスを提供しようとするのは当然と言って良いでしょう。費用に関しては公的機関の介護施設より高くなりますが、その分、利用者や家族にとって最も良い施設を選びやすくなっています。

一方、公的施設は地方自治体や社会福祉法人が運営している老人看護施設です。公的機関が運営していますので、民間の施設より利用料金が安くなる傾向があります。

特別養護老人ホームや介護老人保健施設、介護医療院などが公的福祉の色合いが強くなります。

毎月の費用が安いので非常に人気があり、場合によってはすぐに入れないということもあります。福祉的な意味合いが強いので民間の介護施設のような特色がない場合も多く、入居する施設を選べないこともあります。費用が安いのでどうしても人気が出るのは致し方ないことです。

介護の質という意味においてどちらが優れているということはありません。

老人看護施設の料金は?

老人看護施設の料金は、施設によってかなり差があります。

まず、入居するときに一時金が必要になります。この一時金の相場は大体10万円程度ですが施設によって差があるので確認が必要です。富裕層向けの介護施設の場合は100万円以上の高額な一時金がかかる介護施設もあります。

もちろん、一時金が高い施設は設備が新しかった豪華だったりします。ですが、リーズナブルな価格の一般的に介護施設だからといって介護サービスそのものの質が落ちるということではありません。

そして、毎月かかる利用料金ですが、これも都道府県や施設によって異なりますが13~15万円が平均値と言われています。

これを安いと思うか高いと思うかはそれぞれですが、介護保険の対象になれば負担は減りますし、ここから除外されれば負担が増えることになります。

老人看護施設の利用料金は、宮崎や高知、青森などが安く、東京や神奈川、京都などの大都市圏は高くなる傾向があります(もちろん例外もあります)。

つまり、一時金と毎月の利用料金が約15万円。最初の一年で190万円程度の費用がかかってくることになります。
家族で介護した場合、食費などはかかりますがやはりコストを考えればその方がいいのかもしれません。ただ、介護施設であればプロが見ていてくれるという安心感があります。
どちらがいいとは一概には言えませんが、介護が必要になった場合、この程度の費用がかかる事を知っておきましょう。

まとめ

今回は、老人看護施設についてのお話でしたがいかがでしたか?
老人看護施設を利用するためには、一時金と毎月の利用料がかかります。公的機関の介護施設のほうが費用が安い傾向があり、利用料金が安いので人気があります。

いつ介護施設の助けが必要になるかは解りません。毎月の利用料の相場や一時金は場所や施設によってかなり差がありますので、自分が住んでいる地域の相場を把握しておくといいかもしれません。