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生命保険からお金を借りられる?契約者貸付制度とは?

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こんばんは、億持ってない億男です。

突然「まとまったお金が必要になった」ということありますよね。
備えしていたとしても、それでも「少し足りない」という時にはどこかからお金を借りることになります。

お金を借りるといえば、銀行や消費者金融をイメージしますが、金利が高いし「ちょっと躊躇してしまう」ものです。

そんなときに、もし使えるのであれば検討したいのが契約者貸付制度です。

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生命保険の解約金を担保にして融資を受ける

契約者貸付制度とは、積み立ててきた保険の解約金を担保にして融資を受けるというものです。

対象になるのは、積み立て保険のみで掛け捨てタイプの保険には契約者貸付制度は利用できません。契約者貸付制度とは、生命保険の解約返戻金を担保にしてお金を借りるという方法で、解約返戻金の7~8割程度の金額の融資を受けることができます。

自分が積み立ててきたお金ですから「借りる」という表現に少し違和感があるという方もいらっしゃるかもしれませんが、満期前に保険を解約してしまうと返戻率が下がったり、補償を受けられなくなったり、再度の加入が難しくなったりしますが、契約者貸付を利用する場合には保険は解約しないので、生命保険のメリットをそのままにしてお金を借りることができるのです。

契約者貸付の場合、「解約返戻金」という担保がありますので、金利は低めに設定されており、返済期限なども定められていないのが特徴です。

銀行や消費者金融の利用ももちろん、悪いというわけではありませんが、契約者貸付を利用できるという場合には先に検討して見てもいいかもしれません。

契約者貸付制度の特徴

生命保険の解約返戻金を担保にして融資を受ける契約者貸付ですが、通常のローンとは違う制度です。

特徴としては

・金利が安い
・返済日が決まっていない
・契約者本人のみが利用できる
・審査がない
・信用情報機関にデータが登録されない

というものです。

まず、契約者貸付制度は金利が安いのが特徴です。保険会社によって金利は違いますが、1パーセントから6パーセント程度とかなり低金利です。

そして、契約者貸付ではローンなどのように返済日が決まっていません。ですので、すぐに返済ができないという場合でも利用しやすいのが魅力です。返済に関しては、毎月の返済もできますし、一括返済もできます。

また、契約者貸付は通常のローンのような審査がありません。契約者本人であれば、所定の手続きをすればお金を借りることができます。信用情報機関の情報も関係ありませんし、契約者貸付を利用しているということが登録されることもありません。

通常のローンであれば、厳格な審査が行われますし、審査を受けただけでも信用情報機関に登録されてしまいますが、契約者貸付の場合はそれがないのです。ですので、ブラックリストに載っている人でも契約者貸付であれば利用できます。

契約者貸付制度の注意点

金利が安く、審査がない契約者貸付ですが、メリットばかりではありません。

契約者貸付を利用するに当たっては注意したこともあるので見ていきましょう。

・返済できないと自動解約になる
・即日融資ができる保険会社は少ない
・最低借り入れ金額があるケースもある

です。

まず、契約者貸付では解約返戻金の7~8割を利用できますが、返済をせずにこの上限を元金と金利が上回ってしまった場合には、自動解約となることがあります。また、満期までに返済できない場合は、解約返戻金が減ってしまうので注意が必要です。

そして、銀行カードローンや消費者金融の場合は、即日融資ができるケースが多いのですが、契約者貸付の場合、即日融資に対応している保険会社はまだあまり多くありません。インターネットで申し込みができる保険会社もありますので、一部の保険会社では即日融資もできますが、多くの場合2~3営業日は必要です。

ですので「今すぐにお金が必要」という場合には、利用しづらいかもしれません。

そして、契約者貸付では最低借り入れ金額が設定してあることがあるので、少額の借り入れ・・・1万円や2万円という借り入れや千円単位の借り入れには向いていません。

少額の借り入れの場合には、別の方法を考えて見た方が良さそうです。

まとめ

今回は、積み立て型の生命保険の解約返戻金を担保にしてお金を借りるという契約者貸付制度をご紹介しました。

契約者貸付は低金利が魅力で、そして、借入時の審査がありません。信用情報機関も関係なく、そして、返済日が決まっていないという通常のローンとは全く違う貸付け制度です。積み立て保険を契約している場合には利用できることを知っておいて損はありません。

契約者貸付は、即日融資に対応している会社がまだ少なく、返済ができない場合には自動解約になってしまうので、そのあたりは注意が必要です。