こんにちは億持ってない億男です。
従来は車を持つとなると現金でドーンと購入するか、もしくはローンを組むのが一般的でした。短期間車をレンタルするレンタカーは以前がありますが、これは、旅行先などの非日常のときに利用するもので、普段使いの車をレンタカーで済ませるというものではありませんでした。
ですが、時代が変われば車の買い方にも変化があります。近年ではカーシェアリングやカーリースといった新しい車の使い方が登場して話題になっています。今回は、その中からカーリースについてご紹介していきます。
1.カーリースってなに?
カーリースとは、リース会社とリース契約を結んで一定期間車を借りるという車の利用方法です。借りるといっても期間は長く、短いものでも3年程度、長いものでは9年のカーリースもあります。
リースですが、レンタカーとは違って車の使用者が契約者になるためナンバーはレンタカーナンバーではなく普通のナンバーになりますし、グレードやカラー、オプションも好きなものを選べるようになっています。
また、カーリースの中には長期間のリース契約が終了した場合には車をそのまま貰えるタイプのものもあり、借り物感はかなり低く所有欲も満たしてくれるものになっています。
2.カーリースの特徴
カーリースの特徴としては
税金や車検代が込み
国内メーカーなら全車種対応の場合が多い
大手企業が展開しているという安心感
オプションもつけられる
というものです。
カーリースの場合、毎年かかる税金や2年に一度の車検代がリース料に組み込まれています。ですので、毎月の支払は一定になり「車検代が大変」とか「また税金払わないといけない」という車を持つ悩みを軽減してくれます。車検や税金は大きな出費になりますから、予め解っていてもちょっと憂鬱ですよね。
カーリースなら、毎月の支払のみでOKですので支出計画を立てやすいのが魅力です。中には、メンテナンスがセットになっているカーリースもあるので安心です。
カーリースの多くが、国内メーカーであれば全車種対応しています。ちょっとマイナーな車種でも新車で国内メーカーが販売している車なら自由に選ぶことができます。もちろん、色やオプションも選べるので、サンルーフをつけたり、最新の安全装備のオプションをつけることもできます。自由度という意味では、新車を選ぶのと同じだと思ってよいでしょう。
そして、カーリースを展開しているのはオリックスや出光、イデックス、コスモ石油などの大手企業が多いので、安心感もあります。ガソリンスタンドを展開している企業の場合は、近くのスタンドでメンテナンスが受けられるのも魅力です。
契約後、車を自宅に納車してくれるリース会社もあるためディーラーに行く手間も省くことができます。
また「車を買うならディーラーがいい」という方なら、ディーラーが展開しているリースサービスを利用することもできます。
3.カーリースとカーローンとの違い
ここまで、カーリースについてご紹介していきましたが、カーリースとカーローンの違いはあるのでしょうか。
まずカーリースでもカーローンでも、車の所有者がリース会社もしくはローン会社になり、契約者が使用者になります。この点は変わりません。
カーローンの場合は、車検や税金は自分で支払いをしなければなりませんので、この点はカーリースとは違いがあります。
そして、契約終了時ですが、カーローンの場合は当然ですが車は自分の物になります。手続きをすれば名義変更して貰えるので名実ともに自分の財産となります。一方、カーリースの場合は、原則として車は返却です。中には、7年以上のリース契約を結ぶことで車が貰えるリースもあります。また、リース期間終了後に再リース契約や残価で車を買い取って分割払いができる場合もあります。このあたりの対応はリース会社によって違いますので、注意が必要です。
短期間で車を乗り換えるリース契約の場合は、リース契約終了後は車を返却して新しい車に乗り換えるのが基本的なパターンになっているようです。
カーローンの場合は、乗り換えの際には車を下取りに出して新しい車の購入資金に充てることになりますので、この点はカーリースとカーローンの大きな違いと言えます。ですが、リース契約終了後に車が貰えるリースの場合は、カーローンとの違いは税金や車検代のみで他はほとんど変わらないと言ってもいいでしょう。
4.まとめ
新しい車の買い方として注目されているカーリースには、支払いを一定にできる…短い期間で新しい車に乗り換えられるというメリットがあります。
リース…ということは借りている車ではありますが、リース期間終了後に車が貰えるタイプのリース契約もあります。
リース車両の場合でも、レンタカーナンバーにはなりませんし、オプションやグレードも好きなものを選ぶことができます。国内メーカーの車であれば全車種対応しているところがほとんどなので、車の持ち方として検討する価値がある方法といっていいでしょう。