こんにちは、億持ってない億男です。
冬になると少しずつ耳にするようになるのが「インフルエンザ」です。毎年のように流行が繰り返され、感染してしまうと高熱や倦怠感で数日間はまともに動けなくなってしまうことも珍しくありません。
そして、意外と見落としがちなのが「インフルエンザにかかると、けっこうお金がかかる」という点です。
診察代や検査代だけでなく、療養中に必要な物の購入費まで積み重なると、思っている以上に負担が大きくなることもあります。では、そんな出費を少しでも軽くしてくれる「インフルエンザ保険」とはどんなものなのか。
今回は、スマホから簡単に入れて、もしもの時に備えられるインフルエンザ保険について、わかりやすく解説します。
インフルエンザにかかるとお金がかかる
インフルエンザは高熱や関節痛を伴うため、病院で診察を受ける必要があります。
その際に発生するのが、診察料とインフルエンザ検査の費用です。保険適用とはいえ、診察内容によっては数千円の出費になることもあります。
また、医師から処方される薬代も必要です。抗インフルエンザ薬はタミフルやイナビルなど複数ありますが、種類によって値段に差があり、こちらも数千円かかることが一般的です。
そして、意外と大きいのが「療養中に必要な細々とした費用」です。
水分補給用の経口補水液、熱を下げるためのシート、体温計の電池の買い替え、加湿対策に必要な設備や使い捨てマスクなど、普段なら使用しない物を購入することになります。
数日間続く高熱によって、普段なら必要のない消耗品がどんどん減っていき、気付けば財布の負担が大きくなっている…というケースも少なくありません。
特に、家族全員が次々に感染してしまう「家庭内感染」が起きた場合は、補給品や薬代がさらに膨らみ、大きな負担になることもあります。
こうした突発的な支出に備える手段として注目されているのが、インフルエンザに特化した少額短期保険です。
インフルエンザでもらえる保険がある
最近は、スマホで契約できる「インフルエンザ保険」があります。その多くは、医師からインフルエンザと診断され、抗インフルエンザ薬が処方された場合に保険金が支払われる仕組みです。
・PayPayほけん インフルエンザお見舞い保険 医師の診断による抗インフルエンザ薬の処方で最大7000円 入院時には30000円
・ドコモのインフルエンザお見舞金保険 治療保険金最大7000円 入院時には30000円 インフルエンザ脳症診断保険金 50万円
・ニッセイプラス少額短期保険 抗インフルエンザ薬の投薬治療3000円 入院最大30000円
これらのインフルエンザ保険の特徴は、いずれもスマホから簡単に加入できることと、月額250円程度(保障内容によってことなります)から加入できることです。
補償内容によって掛け金は変わりますが、それほど高額ではない負担で、いざという時の備えを持つことができます。
医療費だけでなく、療養中の消耗品の購入費や、仕事を休むことで収入が一時的に減ることを考えると、メリットは大きいと言えるでしょう。
どんな人におすすめか
インフルエンザ保険は「感染のリスクが高い環境で生活している人にとっては備えておいてもよい保険です。
たとえば、職場で不特定多数の人と接する仕事をしている人。接客業、教育関係、医療関係などの職業は日常的に多くの人と接触するため、感染する確率も高くなります。
また、満員電車に毎日乗る人もリスクは高めです。症状が出てしまえば仕事を休まざるを得ないため、保険で少しでも負担を軽減できると安心につながります。
さらに、家庭に小さな子どもがいる場合も要注意です。子どもは学校や保育園など集団生活の場で感染することが多く、流行が始まると家庭内で次々に広がってしまうケースも珍しくありません。
親が看病で仕事を休む必要もあるかもしれませんので、こうした状況に備えて保険を検討するのもよいでしょう。
逆に、自宅で仕事をしていて外部との接触がほとんどない人や、普段から人混みを避ける生活をしている人は、必ずしも加入の優先度が高いわけではありません。
ただ、流行期には予防をしていても感染する可能性はあるため、「念のため」「少額なら安心のために持っておく」という選び方も良いでしょう。
まとめ
インフルエンザは毎年のように流行し、感染してしまえば体力的にも精神的にも負担が大きいものです。それに加えて、診察代、検査代、薬代、療養中の消耗品の購入費など、何かとお金がかかるのが現実です。
そんな時に、インフルエンザ保険は費用の一部を補ってくれる存在になります。
特に、人と接する機会が多い仕事をしている人、小さな子どもがいる家庭、満員電車の乗車が避けられない人など、感染リスクの高い環境にある人にとっては、大きな安心材料になります。もちろん、普段は自宅で過ごす時間が多い人でも、流行期には突然の感染が起きる可能性があります。
インフルエンザの予防接種や手洗いに加えて、経済的な備えとして保険も活用しながら、安心して冬を迎えましょう。


