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育児休暇や失業保険がない…フリーランスになる時に注意したいポイント

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こんばんは、億持ってない億男です。
働き方改革やテレワークの普及、そして、クラウドソーシングサービスの普及で広がった副業などで社員ではない自由な働き方が注目されています。

個人事業主・・・いわゆるフリーランスという働き方にはたくさんのメリットがあります。ですが、今の日本ではまだまだ新しい働き方ですから、デメリットもありますし、社員だったらある福利厚生がフリーランスでは受けられないという側面もあるのです。

今回は、フリーランスで働くときに注意したい、フリーランスでは受けられない育児休暇や失業保険についてお話ししたいと思います。

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フリーランスには産休や育休はない

子供を産んだり育てたりしている人がかなりの優遇をしてもらえる産休や育休ですが、フリーランスの場合は当然ですが、ありません。

フリーランスということは、自分でクラウドソーシングサービスなどを利用して仕事の契約を取ってきて納品し、報酬を受け取るわけですから、当然、産休や育休の対象ではないのです。

クライアントに「産休や育休をくれ」と言ってもお門違い。自分でスケジュールを調整して産休や育休をつくることになります。

当然のことですが、妊娠や出産、子育てを理由に納期を待ってくれるクライアントはいませんし、契約をした以上、クライアントがそれに配慮する義務もありません。自分のプライベートも含めてしっかりと自己管理をしていないとフリーランスとしてやっていくのはかなり難しくなるでしょう。

会社員なら、産休や育休が取れますし、周りがカバーしてくれることもあるでしょう。ですが、フリーランスの場合は、どんな事情があっても自分の仕事は自分で責任をもって最後までやり遂げるしかないのです。それを積み重ねていけば、信頼につながりますからやりがいはありますが、言い分けが聞かない世界であることは頭に入れておくほうがいいでしょう。

ただし、仕事を自分でセーブする事もできますから、自分で産休や育休をコントロールできるという言い方もできます。

失業保険もフリーランスにはない

フリーランスはそもそも社員ではないので、公的な失業保険はありません。今、フリーランスでも公的な保険に自費で加入できるようにしていく法制度の改正が議論されていますが、実現するのはまだまだ先になりそうです。

フリーランスは、仕事の契約が取れない場合や打ち切られた場合は「収入が減る失業状態」になってしまいます。当然、収入の浮き沈みもありますから、そのことを念頭に置いた上でマネー計画を立てることもとても大切になってきます。

フリーランスの状態でも雇用保険に任意加入できるようになればこのデメリットは解決されますので、今後の動きには注目していきましょう。

福利厚生もない

フリーランスになると、会社の福利厚生は当然ありません。ですが、有料ではありますが、フリーランス協会に加入すれば、福利厚生のサービスをうけることが出来ます。

内容はかなり充実しており、フリーランス協会に登録し料金を支払えば、プロフィール公開で仕事を請けられる可能性もありますし、会員限定の割引サービスなどの優待特典、コワーキングスペースの利用、賠償責任補償などの大企業レベルの福利厚生を受けることができます。

本格的にフリーランスで働き始めたいという場合には、フリーランス協会を利用していくのもいいでしょう。

フリーランスのデメリットとメリットのバランス

ここまでご紹介してきたように、フリーランスには時間が自由になる。自分のスキルでお金を稼げるというメリットがある一方で、産休や育休がない、失業保険がない、福利厚生がないというデメリットもあります。

フリーランスになるか、それとも社員になるかという問題は生活にも直結する物ですから、慎重に考える必要がありますが、大切なのはメリットとデメリットのバランスです。

逆に言えば、社員になることでのデメリットもあるわけですから、自分のライフスタイル人生設計においてどちらがよりメリットが大きいかを考えてみると自ずと結果が出てくるかもしれません。

メリットとデメリットをしっかりと理解した上で、デメリットを解消する方法を知っておくこともとても大切です。

まとめ

今回はフリーランスの働き方についての注意点…フリーランスの場合は受けられない産休や育休、そして、雇用保険や福利厚生についてご紹介しました。

フリーランスという働き方が浸透しつつあるのは事実ですが、やはり正社員と同じというわけではありません。それぞれのメリットやデメリットがありますが、産休や育休などはフリーランスの場合、自分でスケジュールをコントロールしていくしかありません。福利厚生のように、フリーランス協会などでカバーできる部分もあるのでしっかりとチェックしておきましょう。