こんにちは、億持ってない億男です。
みなさんは投資に興味はありますか?ずいぶんと身近になった印象もある投資ですが、まだなんとなく怖いという方もいらっしゃるかもしれません。投資をしていると、どうしても避けて通れないのが「相場の急変」。株価や金の価格が急に下がったり、ニュースで不安な話題が出たりするとつい心がざわついてしまいますよね。
先日も金価格が急落したとニュースになっていましたよね。
そんなときによく耳にするのが「狼狽売り(ろうばいうり)」という言葉です。
今回はこの狼狽売りについて、投資初心者の方にも分かりやすく解説していきます。
狼狽売りとは?
狼狽売りとは、相場が急落したときに、冷静な判断ができず、恐怖や不安から慌てて売ってしまう行為のことを指します。
たとえば、「株価が急に下がった」「ニュースで不安材料が出た」「このまま持っていたらもっと損をしそう」「少しでも早く売ってしまおう」という気持ちに押されて「とにかく今すぐ売らなきゃ!」と判断してしまうのです。これが典型的な狼狽売りです。
重要なのは、事前に決めていた投資方針や根拠を無視してしまうという点にあります。
本来なら「この銘柄は長期で持つ予定」「多少の下落は想定内」と考えていたはずなのに、「やばい!下がっている」という恐怖や不安という感情がそれを上書きしてしまうんですね。
投資に慣れていない人ほど、狼狽売りに陥りやすいと言われています。
狼狽売りはよくないって本当?
「狼狽売りはよくない」という言葉を投資に関する記事やSNSでときどき目にします。もちろん、すべてのケースがダメというわけではありません。状況によっては、売るという判断が正しいケースも存在します。ですが、多くの場合、狼狽売りはよくない結果になりやすいのも事実です。
その理由のひとつが、相場の動きと人の感情の関係にあります。相場は、投資をしている人々の感情が最も大きく揺れ動いたときに大きく動くことが多いと言われています。
つまり「多くの人が怖がって売っているとき」というのは、感情が悲観に大きく傾いている状態であり、価格が一時的に必要以上に下がっていることが少なくありません。
そんなタイミングで不安に押されて売ってしまうと、
・本来はもう少し待てばよかった価格で手放してしまう
・相場が落ち着いたあとの回復局面に乗れない
・「また失敗した」という後悔だけが残る
・反発して値上がりすることもある
といった結果につながりやすくなります。
一方で、すべての売却が悪いわけではありません。
企業の業績が明確に悪化した、ビジネスモデルが崩れた、投資を始めたときの前提条件が変わってしまったこうした合理的な理由がある場合には、損切りや売却は冷静で正しい判断になることもあります。
問題なのは、狼狽売りの多くが「怖いから」「不安だから」「これ以上下がったら耐えられない」といった、感情だけを理由にして行われる点です。
そこには明確な根拠や戦略がなく、その場の気持ちに流されてしまっています。
投資において感情を完全に排除することはできません。ですが、自分が今「冷静に判断しているのか」「ただ不安になっているだけなのか」を一度立ち止まって考えるだけでも、狼狽売りを防ぐ助けになります。
投資は中長期的な視点が大切
狼狽売りを防ぐために大切なのが、投資をする際には中長期的な視点を持つことです。
短期的な相場の上下は、誰にも正確には予測できません。これは例え経済の専門家であっても投資に慣れた人であっても同様です。明日のことは解らないのです。ですので、毎日のちょっとした値動きを見て一喜一憂していると、どうしても感情に振り回されてしまいます。
だからこそ、
・なぜここに投資したのか
・どれくらいの期間持つつもりなのか
・どの程度の下落までなら許容できるのか
こうしたことを事前に決めておくのがとても重要です。
中長期的な視点で見れば、株式市場は上下を繰り返しながら成長してきました。短期の下落は「想定内の揺れ」と捉えられるようになると、相場に対する見え方も変わってきます。
投資は「我慢が大切」だと言われることもありますが、実際は感情をコントロールすることがとても大切なのです。
まとめ
投資における狼狽売りとは、相場が急に下落したときに、不安や恐怖から冷静さを失って慌てて売ってしまう行為のことです。
多くの人が恐怖や不安を感じている局面では、価格が一時的に大きく下がっていることが多く、そこで売ってしまうと安値で手放す結果になりやすくなります。
もちろん、企業の状況が大きく変わったなど、合理的な理由がある場合には売却が正しい判断になることもあります。しかし、理由が「怖い」「これ以上損をしたくない」といった感情だけになっている場合は、一度立ち止まって考えることが大切です。


