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物価上昇率5月は2.1%上昇!物価上昇の原因と対策は?

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こんばんは、億持ってない億男です。
最近、ニュースで良く耳にする「物価上昇」という言葉・・・。今まで「気にしたこともなかった」という方もいらっしゃるかもしれませんが、短期間で一気に物価が上がっているため「あれ?なんか高くない?」と思っている方も少なくないでしょう。

どうして物価が短期間で上がってしまっているのか、そして、その原因がなんなのかを知りたいですよね。

物価が上がると言うことは、出費が増えると言うこと・・・つまり家計の負担になってしまいます。
とはいっても、世界的なインフレをひとりの力ではなんともできません・・・これからどうなっていくのかの展望も含めて少しだけお話ししたいと思います。

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物価上昇が止まらない!ガソリンも食べ物も!

いろんなものの価格が上がっています。

食べ物も軒並み値上げされていますし、外食産業も値上げに踏み切っています。そして、住宅設備大手のLIXILもトイレやキッチンなどの一部商品を9月1日から順次値上げすると発表しました。

そして、ガソリンもかなり値上げされています。2022年6月23日(木)時点の全国のガソリン平均価格レギュラー170.2円、ハイオク181.2円、 軽油は148.9円、そして、 灯油1,975.0です。

灯油が1975円・・・めちゃくちゃ高いですよね。ちなみに1年前の全国平均はレギュラーガソリンで152円でした。そして、ちなみに・・・5年前2017年は126円でした。過去のガソリン価格から見てもめちゃくちゃあがっていることが解りますよね。

そして、小麦を使っている製品や食用油なども上がっていて、家計の負担は増えています。

5月の消費者物価指数 2.1%上昇となっており、2ヶ月連続での物価上昇で食料品に関しては7年ぶりの上昇幅を記録しています。
そして、電気代やガス代も上がっていて、電気代が18.6%。そして、都市ガス代が22.3%上昇あがっています。

つまり、食料も上がって食事をつくるためのガスや電気代も上がって、そして、買い物に行くためのガソリン代もあがったのです。

「あれ、今月は使いすぎたかな」と思っている人の中にはもしかすると「いつもどおり使っていたけど価格が全体的に上がっていた」せいかもしれません。

物価が上がっても給料が上がっていない

こんなにも物価が上がってしまっている理由は何なのでしょうか。
そもそも物価とは長期的にはじわじわと上がっているものです。例えば、昭和初期の価格と今の物の価格は違いますよね。では何が違うのか・・・それは「所得が上がっていない」からです。

年次統計によると、1968年の大卒初任給は月給3万600円でした。2020年の大卒初任給は初209,014円です。その差は178414円です。もちろん、1968年の大卒の人がとても貧しい生活をしていたというわけではなく、月に3万円少々の月給でも生活できる物価だったのです。つまり、長い時間をかけて物価も上がっているけど給料も上がっているんです。

仮に、物価が倍になったとしても給料も倍になれば今と同じ生活ができることになります。

が、当然ですが、たった2ヶ月の間で2パーセント以上給料があがったという人はあまりいませんよね。つまり給料が上がっていないけど、物の価格が上がってしまったんです。これがよくないわけです。

物価上昇の原因と今後は?

物価上昇の原因は、まず、ガソリン価格の高騰です。ガソリンが上がる・・・天然ガスの価格も上がる・・・すると輸送コストも上がるし、生産コストも上がってしまいます。

その上、もともと、天候不良などで小麦や油を使う製品があがっていたところに、起こったのがロシアのウクライナ侵攻です。

ロシアはエネルギー大国ですから、その国に対しての経済制裁の影響があって、ますますガソリン価格は上がっている・・・。そして、ウクライナやロシアは小麦の生産国でもありました。そこで戦闘が起こっているため、小麦の価格も高騰する予想とされています。

そして、あまり触れたくない事実ですが、今の物価高騰の多くはまだロシアのウクライナ侵攻の影響を受けていないものもあるんです。ロシアのウクライナ侵攻の影響が本格的に出てくるのは秋以降だという意見もあります。また、円安の影響で輸入製品も高騰しています。

つまり、これからまだまだ物価上がる可能性があるということ・・・となると、急激な賃金の上昇が見込めないのであれば、副業をするなどして自分の努力で所得を上げる努力をするほかありません。

まとめ

今回は、物価上昇の理由についてお話ししました。
物価上昇が悪いというわけではなく急激な物価上昇に所得が追いついていないのが問題と言うことです。

物価があがって所得もあがるのであれば、それは経済成長にとって好ましいのですが、所得は変わらないのに物価が短期間であがってしまったのが今の状態です。
原因は、新型コロナの影響、そして、ロシアのウクライナ侵攻に加えての円安といった複数の理由があります。

どれも個人の努力でなんとかなるものではありませんので、所得を上げるための副業などを初めてみるのもいいかもしれません。