こんばんは、億持ってない億男です。
携帯電話大手のドコモが提供するドコモ口座に不正な送金がされていた!利用者からの「おかしい」という問い合わせで発覚した今回の不正。
ドコモ口座だけでなく他のキャッシュレス決済などの口座にも不正送金があったことが判明しました。
銀行口座を持っていれば、誰でも被害に遭う可能があり、そして、被害に気づきにくい今回の被害。あなたは大丈夫ですか?
不正送金は銀行口座から行われた
不正送金が行われたのは、銀行からでした。ゆうちょ銀行をはじめとする様々な銀行から不正送金が確認されており、被害の全容はまだ見えていません。
ドコモ口座と言われると「あ、私はドコモじゃないし大丈夫だ」と思ってしまいますよね。ですが、それが落とし穴。被害にあった人はドコモ以外のキャリアを使っている人もいたのです。
不正送金は、銀行からドコモ口座へお金を送るというもの。つまり、口座の所有者がドコモを使っているかどうかは関係ないのです。
むしろ、ドコモ口座をすでに持っており銀行口座と紐付けしてあれば、ドコモの方で不正を発見しやすくなる…つまり、ドコモ口座を、持っていない人のほうがターゲットになりやすいという側面がありました。
銀行口座から勝手に他人のドコモ口座にお金が送られてしまう…記帳するまで気づかない…それが今回の被害の怖さとも言えます。
ドコモの対応にも批判が集まっている?
今回、発覚したドコモ口座への不正送金ですが「おかしい」ことに気づいた利用者はまずドコモに問い合わせをしたそう。ですが、ドコモ側は「銀行に聞いてほしい」という旨を伝えてしまった。もちろん、銀行側の対応にも全く問題がなかったわけでないでしょう。
最初の被害は昨年まで遡るとも言われる今回の不正送金。ドコモの対応に不満を漏らす被害者もいるようです。
ドコモは記者会見を開き正式に謝罪、その後、不正送金の被害はすべて保証するという方針を発表しています。
最終的には誠意ある対応となったわけですが、やはり不満を持っている被害者の方や、不安だと感じているユーザーも多いようです。
今後、ドコモ以外のキャッシュレス決済業者や銀行がどのように対応するか…にも注目が集まっていますが、ユーザーに落ち度がない訳ですから、保証されるのが基本的な流れになると考えてよいでしょう。
被害の確認と対応
ドコモ口座への不正送金に端を発した今回の事件ですが、ドコモ口座以外のキャッシュレス決済などにも不正送金があったことが確認されています。
ゆうちょ銀行などの全国に利用者がいる金融機関からの不正送金もあったとのことです。ゆうちょ銀行だけでなく、今まで被害が確認された金融機関に口座を持っているすべての利用者が被害に遭っている可能性があります。
まずは、残高がある口座や残高がなくても口座から自動融資がされる設定にしている口座は必ず記帳をして被害に遭っていないかを確認しましょう。
そして、被害にあっているかも?!と思うとり引きがあった場合には、銀行とドコモ口座、そして警察に相談をして早めの対応を心がけるようにしてくださいね。
今の段階で、ドコモは金融機関と相談した上で被害金額すべてを保証すると発表しています。今後、どのくらいまで不正送金の被害が広がるか解りませんが、まずは自分が被害に遭っていないかを確認するのが先決です。
便乗詐欺にも注意
今回のドコモ口座などへの不正送金事件は大きな話題となり、不安になっている方も多いことでしょう。
そんな中で、便乗詐欺らしきものもあると報告されています。
不正送金がないか調べてあげる…とか、不正送金の確認をしていると嘘をついて個人情報をききだしているという事例もあるとのことです。
被害にあっていないか…気になることころですが、必ず自分もしくは家族が記帳するように心がけましょう。
このような全国規模の事件が話題になると、人の不安につけ込んで便乗詐欺を働く者が現れることもあります。
暗証番号や個人情報は絶対に漏らさないようにすること、そして、怪しい電話や訪問者が現れた場合には警察に通報しましょう。
まとめ
今回は全国規模で被害者が多発し、中には数百万円もの現金を不正送金されてしまった事例もあるキャッシュレス決済口座への不正送金事件についてのお話でした。
不正送金事件は被害に気づきにくいこと、そして、送金対象になっているキャッシュレス決済に登録していなくても被害者になる可能性があるというきわめて悪質なものです。
銀行口座を持っている人なら誰でも被害者になる可能性がありますので、まずは自分が持っている銀行口座の通帳に記帳しておかしな取引がないかをチェックしましょう。
そして、万が一、被害が確認されたら銀行や警察に相談するようにしてください。