こんばんは、億持ってない億男です。
普段、何気なく使っているお金。
そのお金の雑学や豆知識を今回はご紹介したいと思います。お札は紙だし硬貨は金属です。
破れたりもう、使えなくなったお札はどうなるのか…製造コストが額面より大きい硬貨が存在する?!
といった雑学をご紹介します。
破れたお札はどうなるの?
お金ですから、大切に扱われることが多いお札。ですが、お札とはいえ紙であることに替わりはありませんから、破れたり汚れたりすることもあります。程度にもよりますが、そのまま使えなくなってしまうこともあります。
たとえば、破れてしまったお札は銀行に持って行けば新たしいものと交換して貰える…というのは多くの方がご存知なのではないでしょうか。
破れても汚れても、銀行で晴れて交換してもらえばあとはそのまま使えるわけですが、ここで気になりませんか?破れたり汚れたりしてもう使えなくなったお札はどうなるのでしょうか。
実は、もう使えなくなったお札は機械で裁断されて再生利用されます。
つまりお札はリサイクルされて生まれ変わるのです。では、何に変わるのか…というと、リサイクルされたお札はトイレットペーパーになることもあるそうです。
あなたがお尻を拭いている紙も、もともとはお札だったかもしれないということです。
他にも、外壁などの建築資材になることもあるんだそう。なんだかスゴいですよね。
お金として大切に使われていたものが、リサイクルされてトイレットペーパーに…なんとも複雑な気持ちになってしまいます。
お札はリサイクルされることが解りましたが、では、硬貨はどうなるのでしょうか。
硬貨は金属ですから、お札より長く使用できそうですよね。実際に硬貨はギリギリまで流通されるそうなんです。
基準が公表されている訳ではないようですが、自販機や券売機などで判別できなくなったらお役ごめんとなり、金融機関から国に戻されます。
最終的には造幣局にたどり着く古い硬貨は、また、新しい硬貨の材料になるのです。貨幣の素材として再利用し新しい貨幣へと生まれ変わります。
1円はかなりの赤字
硬貨をつくるのにも当然、コストがかかります。
できれば額面よりコストをかけない方がいいわけですがわが国には作っただけ赤字になる金食い虫の硬貨があります。それは、1円玉です。1円はアルミで出来ていますが、1円を1枚作るのにコストが2円以上かかるそう。
お財布の中でジャラジャラと幅をきかせることもあるあの1円は、実は赤字になる硬貨なんです。
仮に1枚当たり2円だとしても、額面の倍以上ですからお金なのに金食い虫といったところです。
なら作らなければいいような気もしますが、1円玉がない生活はできませんよね。
エラーコインは新しいものほど珍しい
プレミア価格で取引されることがあるエラーコイン。このブログでもご紹介したことがありました。
時に額面の何十倍もの価格がつくこともあるエラーコイン。もしお財布に入っていたら使わずにエラーコインとして売却することもできるでしょう。
出会えるかは完全に運ですが、エラーコインは実は新しい物の方がレア度が高いと言われています。
エラーコインの代表格ともいえる穴ズレの硬貨ですが、古い硬貨をみると地味に穴がズレているものって割とあるんです(派手にズレていればやはりレアです)
でも、新しいものはこれが少ないんです。
これは、硬貨の製造技術の向上や硬貨を作った後にエラーコインをはじくシステムが昔より今のほうが進化したからです。
ただ、それでもごく稀にエラーコインがあるというわけです。
もちろん、古い硬貨だからエラーコインに価値がないというわけではありません。ただ、新しい硬貨のエラーコインの方が希少価値は高いと言うこと。ですから、旧貨幣のエラーコインより、現行貨幣のエラーコインの方がプレミア価格がつきやすいのです。
硬貨やお札を製造する日本の技術は世界でもトップクラスと言われており、当然エラーも少ないのです。
だからこそ、エラーコインにはプレミア価格がつきマニアも存在するわけですね。
ちなみに、オークションなどでの現金の取引はマネーロンダリング防止の観点から禁止されていますが、エラーコインのような額面の価値ではなくレア度に価値があるという場合は取引ができるケースも多くなっています。
お財布の中や貯金箱の中の硬貨をチェックしてみたらもしかしたら、マニアにはたまらないエラーコインがあるかもしれません。
まとめ
今回はお金の雑学や豆知識をご紹介しましたがいかがでしたか?
ほぼ毎日、何気なく使っているお金にもいろんな豆知識や雑学があります。
節約やお小遣い稼ぎのことをよくご紹介するこのブログですが、お金のことをもっと知ることも面白いですよね。
ちょっとした雑談にもつかっていただける豆知識。お金のことを良く知ることでお金と仲良くなれれば良いですね。