こんばんは、億持ってない億男です。
今は会社員だけど…でも、いつかは自分で経営をしてみたい！会社につとめるのではなく、自営業として成り立ちたい！という夢を持っている方もいらっしゃることでしょう。自分で独立開業をするときに、０からのスタートとなるかそれともある程度の基盤を持ってのスタートができるかは大きな差になります。
今回は、大手の知名度や商品を販売できるフランチャイズについてご紹介したいと思います。
フランチャイズとは
フランチャイズとは、大手を含む既に事業展開しているグループに加入して独立開業するというビジネスの方法です。
コンビニエンスストアやファーストフード、スイーツ店などの飲食店はもちろん、中古車販売店などでもフランチャイズ加盟店を募集している企業があります。
フランチャイズ加盟店は本部とは全く別の事業体として経済活動をするのですが、大手の知名度や看板、ノウハウ、商品を販売することができるため個人が０からスタートするよりずっと楽に独立開業ができるビジネスの形です。
フランチャイズ加盟店となるときにはまず、本部との契約をします。このときにフランチャイズ契約料が発生するケースもあります。そして、大手企業の看板を上げて商品を仕入れて販売をすることになります。
販売価格から一定の割合で本部に対するロイヤリティーを支払っていきます。つまり、本部にはフランチャイズ契約料とロイヤリティーのふたつを支払うわけです。
この方法を採れば、自身にノウハウや経験がなくても独立開業ができます。
個人でも大手の看板と商品でビジネスができる
フランチャイズの一番の魅力は、契約料とロイヤリティーを支払うことで大手企業の知名度を利用したビジネスができることです。
大手コンビニエンスストアのセブンイレブンやローソンなどの看板を上げて、お店をオープンできるわけですから集客力や宣伝効果はかなりのものを見込むことができるでしょう。
そして、フランチャイズ加盟店となることで、大手企業が研究開発した商品を販売できます。大手企業はコマーシャルもしていますから、発信力もあるというわけです。
独立開業の際に初めから自分で商品開発をして、コマーシャルを打ち出し、どこにどんな店舗をオープンするかの調査をして…看板のデザインや従業員の制服の選定などまですべて自分たちでするのはかなり大変です。独立開業の経験がある人でも大変ですが、経験がない人にとってはこれはかなりの重労働になります。
商品陳列やテーブルなどの配置、そして、陳列棚の選定もしなければなりません。
一方フランチャイズなら、看板や制服は規定の物がありますし、商品も開発ずみ。そして、ノウハウもあります。例えば飲食店ならレシピと材料がしっかりとマニュアル化されているでしょうし、コンビニエンスストアならすでに商品が完成していることになります。
接客や教育、そして、店舗の場所まで本部が指導してくれます。フランチャイズ加盟店の契約料は決して安くないことも多いのですが、自分で独立開業するよりはずっと楽ですし、リスクも低くなると言って良いでしょう。
フランチャイズのメリットとデメリット
フランチャイズのメリットは
商品開発不要
知名度を利用できる
ノウハウがなくてもOK
といった点です。
独立開業したいけど、自分でビジネスを展開するのは不安だし、なにも経験がない…という方でも独立開業しやすいのが最大のメリットです。
そして、デメリットとしては
店舗費用以外に契約料がかかる
ロイヤリティーが発生する
本部との契約に縛られる
という点です。
契約金やロイヤリティは、フランチャイズのデメリットでもありますが、これを支払うことで得られる利点もありますのでそこに関してはどう考えるかでしょう。そして、これは最近、問題になっていますが、営業時間や価格、そして、キャンペーンなどに縛られてしまいます。そして、ケースによっては契約違反で違約金が発生したり、契約解除になるケースもあります。
人手不足の中で24時間営業に限界が来た…という某コンビニエンスストアの店長さんのニュースもありましたが、フランチャイズ契約をすると細かい制約があります。本部との契約内容は、個別に決められることはほとんどなく、規程の契約で契約するのが主流ですので契約内容によっては大きなデメリットになることもあります。
まとめ
今回は、独立開業の方法のひとつとして定着している「フランチャイズ」にいてお話しました。いつかは独立開業を…という方や、具体的に独立開業を考えている方はフランチャイズという選択肢もあります。メリットとデメリットがありますので、自分の実力だけて勝負するのか、それともフランチャイズ契約をして開業するのか…しっかりと考えておきたいですね。