こんにちは、億持ってない億男です。
物の値段が上がっているインフレの今、節約をしたり副業をして所得を増やすなど様々な工夫をしているという方も多いのではないでしょうか。
ニュースなどでは「値上げラッシュ」とか「所得が上がらない」と言われることも多く、これからのことを考えたらため息が出てしまうという方も多いのではないでしょうか。
確かに、急激なインフレは生活を苦しめる要因にもなります。
ですが、長年続いたデフレのように極端に物の価格が安くなると、私達のお給料も上がらなくなってしまうというのがマクロ経済です。今回は、インフレから自分の財産を守るためのテクニックについて少しだけお話ししたいと思います。
支出を計画する
インフレに伴って、所得も上がっているのならあまり気にせずに今まで通りの生活ができます。ですが、所得は増えていないのに急激なインフレが起こってしまうと、どうしても支出を考えなくてはなりません。
この支出を計画することを「バジェット」と呼ぶこともありますが、一ヶ月あたりの支出を計算する「バジェット計画」を立てると使いすぎを防止できますし、自分が一月にどのくらいのお金を必要としているのを把握することができます。
インフレ時代においては、経済的な安全と安定のために、支出の精査と適切なバジェットの設定がとても重要です。
支出は人によって異なりますが、一般的な支出のカテゴリーとしては以下のようなものが考えられます。
・住居費
・光熱費
・食費
・交通費
・保険料
・教育費
・娯楽費
・衣服費
・雑費
他にも、ジムに通っている方であればジムの費用が必要ですし、ペットを飼育している方はフード代なども計上しましょう。
こうして支出をカテゴリーで分けたうえで、「必需品」と「嗜好品」にカテゴリーを分類します。必需品とは、生きていくため必ず必要なもののこと、そして、嗜好品は趣味など必ず必要ではないものの、自分の精神を安定させ快適に生活するための支出です。
節約をしたいという場合は、原則として嗜好品から削ることになります。ただし、食費が極端に高い!とか、光熱費が高すぎるという場合は、必需品からの見直しもできるでしょう。
嗜好品の見直しと無駄の排除をすることで毎月の支出をコントロールして、節約して生活するという意識を持つことができます。
副収入を作り出して所得をあげる
毎月の支出をコントロールしてみたところで「どうしても足りない」ということもあるかもしれません。節約には限界がありますし、資産を形成したいという方もいらっしゃるでしょう。
そのような場合は、使うお金を減らすことではなく、自分の所得を増やすことに目を向けることができます。
例えば、低リスクの投資で資産を増やすことを考えるというのもひとつの方法ですし、副業をして収入を増やすという方法もあります。
投資に関しては、様々な投資の方法がありますので、リスクを分散し、資産の価値を守りつつ投資をしていくための知識を得るところからスタートできそうです。そして、副業ですが、公務員などの場合は別ですが、副業が問題ないのであれば休みの日やプライベートタイムに副業をしてお金を稼ぐというシンプルな方法で所得を増やすことができます。
どのような副業ができるかは、能力によってことなりますが、ハンドメイド作品を販売したり、イラストレーターをしたりと自宅でもできる副業もあります。
自分の特技や趣味のなかで、副業に繋がりそうなものがないかを考えてみるといいかもしれません。
財産を守るための工夫
ここまでは節約をすること、そして、新しく所得を生むことを考えてきましたが、今ある財産を確実に守っていくという視点も必要です。
資産を守るためには、まず、貯蓄の形式を考える必要があります。普通預金だけでなく貯蓄型の保険や定期預金などを上手く活用して長期的な視点での資産形成が必要です。
このとき、どのくらい貯蓄できるかだけでなく、保険の返戻率や貯金の金利などをチェックしてお金を増やしていくことも考えておきましょう。
そして、財産を守るためには「急な出費に備えること」も大切です。もちろん、すべてのことを予測できるわけではありませんが、病気や怪我に備えて保険に加入しておく・・・といった危機管理をすることで、自分の財産を守ることができます。
まとめ
今回は、インフレの今の時代に自分の生活と財産を守るテクニックについてお話ししました。ここでご紹介した方法は、ごく基本的なものですが、支出のコントロールと副収入の創出。そして、財産を守るための方法を念頭においておけば、自分のライフスタイルにあった方法でインフレの今の時代を乗り越えることができるでしょう。
物の値段が上がっているということは、悪いことばかりではありませんが、すぐに所得を増やすことができないという場合は、まずは支出のコントロールからスタートしてみましょう。そして、買わないことばかりを考えるのではなく、インフレに応じて収入を増やすという視点にシフトすれば快適に生活できるかもしれません。