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初競りはどうして高額?初競りのご祝儀価格について

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こんにちは、億持ってない億男です。

毎年ニュースで話題になる「初競り」。
マグロやメロンなどに、驚くような値段がついたという報道を見たことがある方も多いのではないでしょうか。

初競りの価格はテレビのニュースでも取り上げられますし、ネットでも話題になることが多いですよね。暗いニュースが多い中で、景気がよい話題でもあります。
ですが「初競り価格」を見ると「え?そんなに高いの?」と驚いた方もいらっしゃるかもしれません。もちろん、初競りの価格は、ふだん私たちがスーパーで目にする市場価格とはまったく別物です。初競りだからこその特別な価格なのです。

今回のテーマは初競り!どうしてこんなに高額な価格がつくのかについて、わかりやすくお伝えしていきます。

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初競りの価格は相場ではなく「ご祝儀価格」

初競りの価格は、特別な価格でその時だけのものです。

初競りとはその年の最初の取引で高い価格で競り落とすと言うものです。中でも、豊洲市場の初競りは全国的に知られており、毎年のようにテレビや新聞が大々的に報じています。

もちろん、初競りでつけられる価格は、私たちが日常的に目にする「市場価格」とはまったく別のものです。初競りはこれらの価格は商品そのものの価値ではなく「ご祝儀価格」なのです。

たとえば、2025年の豊洲市場では、青森県大間産のマグロに2億700万円という価格が付きました。また、2025年のサンマ初競りでは、1キロ88万8,888円という“ゾロ目価格”が話題になりました。また、2019年の初競りで夕張メロンが2玉500万円という価格をつけたこともありました。

このような高額落札は、あくまで「初競り」という特別な場だからこそ成立しているもので、初競りが高いから市場価格が必ず上がるというものではありません。「ご祝儀価格」は言い変えれば「初物を祝う意味を込めた景気づけの価格」なのです。

どうして高額な「ご祝儀価格」がつくの?

ですが、なぜここまで高額なご祝儀価格がつけられるのでしょうか?いくらなんでも高すぎる・・・と感じてしまいますよね。

その理由の一つは、業界にとっての縁起担ぎです。初競りで高値がつけることで景気づけをしているわけです。初競りは、関係者にとっては年に一度のビッグイベントなのです。

そして、もうひとつの理由が「宣伝効果」です。

たとえば、マグロの初競りで落札をした有名すしチェーンはニュースやSNSを通じて全国的に名前が知られることになりました。この宣伝効果はとても大きな成果といえるでしょう。全国規模の広告に数千万円かけるよりも、初競りで全国ニュースになるほうが費用対効果が高く、そして、企業イメージが悪くなりにくいのです。

市場価格は初競りとは別物

初競りの価格だけを見てしまうと「初競りでそんなに高いということは、今年は市場価格も高くなるの?」と思ってしまうかもしれません。ですが、そんなことはありません。

初競りはあくまでも特別な価格・・・私たちが店頭で購入するときの価格は、初競りの価格とはまったく関係ありません。もちろん、初競りが高いからその年は値上がり傾向というわけでもありません。生鮮食品品の価格は天候や漁獲量、ニーズに左右されるものです。

まず、初競りで高値がつけられるのは、その年の「最初の競り」のみです。ご祝儀価格がつくのはその商品だけです。初競りのあとに行われる通常の競りでは、需給バランスや品質、漁獲量と収穫量などを基にした正当な相場価格となります。

ニュースで紹介されている初競りの価格は「特別な一品」に対する縁起担ぎや宣伝効果を意識した戦略的な価格であって、日常の買い物にそのまま影響するものではないのです。

もちろん、ご祝儀価格の報道がきっかけになって商品に注目が集まると、多少は相場が上がることはあるかもしれませんがその影響は限定的です。初競での高額な落札価格の価格を目にしたときには、季節の風物詩として捉えて良いのです。

まとめ

毎年注目を集める「初競り」の価格に驚く人は少なくありません。
初競りは「ご祝儀価格」というもので、商売繁盛を願う気持ち、業界の伝統、そして産地や企業の思惑が複雑に絡み合ってつけられる価格です。

マグロが2億円、メロンが500万円といったそんな価格に驚かされる一方で、そこにはしっかりとした意味が込められているのです。

そして何より大切なのは、初競りの価格は私たちがふだん購入する食品の価格には影響がないということです。ですので「ああ、また今年もこの季節が来たんだ」と季節のひとコマとして受け止めていただければと思います。

そう思って初競りのニュースを見てみると、景気がよく平和なニュースのひとつであるということが見えてくるかもしれません