タイトル 違法ダウンロードはリスクばかり！慰謝料の相場も高額です
こんにちは、億持ってない億男です。
「ちょっとだけなら…」「みんなやってるから大丈夫」そんな軽い気持ちで違法に動画や音楽、マンガなどをダウンロードしてしまう人は少なくありません。
しかし、違法ダウンロードは法律違反です。見つからなければいい、バレなければいい。少しならいいでしょ･･･という問題ではなく、発覚すれば高額な慰謝料や損害賠償を請求されるケースもあります。ときには刑事事件に発展することもあり、決して“軽い話”ではありません。
今回は、違法ダウンロードのリスクと慰謝料の実情について、わかりやすく解説します。
違法ダウンロードとは
「違法ダウンロード」とは、著作権者の許可なくアップロードされた音楽や動画、画像、電子書籍などを、ダウンロードして保存したり視聴したりすることを指します。
・違法にアップロードされたコンテンツをダウンロードすること自体が違法
・たとえ個人で楽しむ目的であっても、法律違反にあたる
・無料配信サイトやP2P（ファイル交換）ソフトの利用は危険
たとえ「見るだけ」「保存するだけ」でも、違法コンテンツだと知りながらダウンロードした場合、著作権法違反として処罰の対象になります。
ただし、無料配信サイトやP2P（ファイル交換）ソフトそのものが違法というわけではありません。著作権がないファイルや自分のオリジナルコンテンツであれば、問題はないのです。
ファイル交換ソフトは危険
違法ダウンロードの温床になりやすいのが、P2Pと呼ばれるファイル交換ソフトです。
これは、利用者同士が直接ファイルをやり取りする仕組みで、ダウンロードすると同時にファイルがアップロードされるという仕組みです。この交換ソフトそのものは違法ではありませんが、ファイルが著作権で守られているものであれば、違法となります。
P2Pソフトが危険とされる理由は2つあります。
まず、著作権を持たないコンテンツを共有することはもちろん、そのファイルをダウンロードする行為も処罰対象となります。実際に、P2Pソフトを利用して音楽や映画などを違法に入手したとして、訴訟に発展した事例も数多く存在します。
続いて、ウイルス感染や個人情報流出のリスクです。違法アップロードされたファイルにはウイルスやスパイウェアが仕込まれているケースもあるため、個人情報の流出、パスワードの盗難、クレジットカード情報の不正利用といった二次被害につながることもあります。
「無料で手に入る」という甘い誘いには、裏に大きなリスクが潜んでいるのです。
慰謝料は高額になることも
違法ダウンロードが発覚すると、著作権者から損害賠償や慰謝料の請求を受ける可能性があります。慰謝料の金額はケースによって異なりますが、本数が多い場合や、ダウンロードした回数が多い場合は高額になります。
そして、違法に配布されている映画や音楽を複数回ダウンロードしていた場合、それぞれに対して損害賠償請求がなされる可能性があります。また、ファイル交換ソフトを通じて他人にもデータを流したとみなされれば「アップロード行為」としてさらに重い責任を問われることもあります。
実際、民事訴訟に発展するケースでは、以下のような流れになることが多いです。
・著作権者がプロバイダーに「発信者情報開示請求」を行う
・意見照会書が届く
・個人情報が特定される
・損害賠償の請求を受ける
・応じない場合は訴訟になる
違法行為は「知らなかった」では済まされません。また、著作権の侵害は民事だけでなく、悪質なケースでは刑事罰が科されることもあります。
正当に販売されているものを購入したり、適切なサブスクや配信で視聴しても数千円から高くても数万円程度でしょう。このわずかな金額を惜しんだ結果、高額な賠償請求をうけたり、場合によっては刑事事件になる可能性があるのです。
「なんとなく無料だし」とダウンロードした時点で違法行為になってしまうため、ファイル交換ソフトの利用は慎重にしましょう。
まとめ
違法ダウンロードは「バレなければ大丈夫」という軽い気持ちで済むものではありません。違法にアップロードされたコンテンツをダウンロードする行為そのものが法律違反にあたります。そして、著作権者から高額な慰謝料や損害賠償を請求される可能性もあり、一度の軽はずみな行動が大きな負担となることもあるのです。
こうしたリスクを考えると、違法コンテンツに手を出すことには何のメリットもありません。音楽や動画を楽しむなら、正規の配信サービスやサブスクリプションの利用、販売されているソフトを購入することが最も安全で安心な方法です。一瞬の「少しくらい大丈夫だろう」という判断ミスが、金銭的にも法的にも深刻なトラブルへとつながる可能性があることをしっかり心に留めておきましょう。