こんにちは、億持ってない億男です。
今や美容医療は芸能人やセレブだけのものではありません。
一般人でも美容クリニックに通うケースが増えているなかで、良くない噂も耳にします。
SNSやYouTubeなどで見てみると「悪徳な美容クリニック」に関する注意喚起が見られます。誰でも手軽に美容医療を受けられる時代だからこそ、クリニック選びには慎重さが求められるのです。
今回は、美容クリニックの治療費について、そして、悪質な勧誘方法や、信頼できるクリニックの見分け方などを詳しく解説します。
美容クリニックは医療行為ができる
美容クリニックは、医師が医療行為を行う医療機関です。施術内容としては、シミ取りやボトックス注射、脂肪吸引、二重整形などの美容外科的手術から、医療脱毛や美肌治療といった皮膚科的な施術まで幅広く存在します。これらはすべて「医療行為」であり、医師免許を持つ医師が対応しなければなりません。
しかし、実際には医師が十分な経験を積まずに施術にあたっているケースがあるため注意が必要です。見た目がキレイな内装や、価格などに写真を使った広告に惑わされず、「医療機関としての信頼性」に注目することが重要です。
美容クリニックの自由診療で価格はクリニックごとに異なる
美容医療は「自由診療」に分類され、健康保険が適用されません。つまり、医療費はすべて自己負担となります。そして、価格設定は各クリニックが独自に行っており、同じ施術でも数万円から数十万円と幅があります。
たとえば、同じ施術でも、あるクリニックでは3万円程度、別のクリニックでは10万円以上というケースもあります。価格差の理由には、使用している薬剤の品質、注入する部位、医師の技術力や実績などが関係していますが、医療行為である以上、専門家ではない患者からどのくらいの価格が適切なのか見極めるのは困難です。
このような自由診療はもちろん悪いことではありません。ですが、初回は安価な料金で集客し、その後、高額なコース契約を勧めるという悪質な手口も存在します。価格の安さだけで判断せず、事前に複数のクリニックを比較するなどして、総合的に判断しましょう。
美容クリニックの良くない勧誘方法とは
悪徳な美容クリニックでは、以下のような手口で患者を誘導するケースがあります。
・広告で安く見せかける
「〇〇円」などといったリーズナブルで魅力的な広告を出して注目をあつめ、実際に来院すると「その価格では十分な効果は出ない」「あなたの場合は別の施術が必要」といった理由で、何倍もの高額施術をすすめられることがあります。
・カウンセリングで不安を煽る
肌の状態や顔のバランスを否定し、不安をあおって「今なら〇割引で施術が受けられる」と契約を迫るパターンもあります。「美しくなりたい」患者の心を揺さぶり、冷静な判断ができないようにするのです。
・即日契約を強要
「今決めないとこの価格では受けられない」「今日しか空いていない」「急いで施術しましょう」といったプレッシャーをかけて、じっくり検討する余裕を与えずに契約を結ばせるケースもあるそうです。現金を持っていないと断ると、医療ローンを勧めてくるケースもあるそうです。
これらの手口に共通しているのは、カウンセリングで患者の冷静さを失わせて高額な施術を契約させるという点です。美容医療は病気や怪我の治療ではないため、自分の意思で選ぶ必要があるため判断を急ぐ必要はありません。迷ったら立ち止まるようにしましょう。
YouTubeでも注意喚起が広がっている
YouTubeでは、美容クリニックでのカウンセリングの内容や勧誘の方法について注意喚起がされています。
美容クリニックは健康な人が多くかようものであり、社会経験がすくない若者や情報弱者の方もいるためこうした注意喚起はとても重要です。
もちろん、クリニックを選ぶかどうかは口コミサイトやレビューを参考にすることもできます。ですが、ステルスマーケティングの可能性もあるため、口コミをすべて鵜呑みにせずに、比較しながら判断することが求められます。
まとめ
美容クリニックは医療機関ですが、美容医療は保険適用外でありすべて費用は自己負担となります。エステの延長線にあるようなイメージを持ってしまうかもしれませんが、医療行為であることは知っておきましょう。
そして、施術を受ける際には信頼できるクリニックを選ぶことが重要です。自由診療ですので料金体系はクリニックごとに異なります。つい、価格で選びそうになりますが、中には過剰な勧誘を行うクリニックも存在するそうです。価格やクリニックの綺麗さなどに惑わされず、事前にしっかりと調査・比較し、納得のうえで施術を受けるようにしましょう。
トラブルに巻き込まれないためにも、最新の情報を確認し、慎重にクリニックを選びましょう。