こんにちは、億持ってない億男です。
日本を代表する自動車メーカーと言えば、トヨタ自動車です。日本発の自動車メーカーはいくつもあり、海外に進出して日本の一大産業になっています。そんななかでも、トヨタ自動車ほど有名な日本の自動車メーカーはないでしょう。
この記事では、そんなトヨタ自動車について知っておきたい基本的なことを紹介します。トヨタの企業運営や工場運営の方法は世界でも有名で、日本有数の大企業です。だからこそ、トヨタ自動車について深く知ることは大きな学びになるでしょう。自動車業界への転職を考えている方やトヨタ自動車について深く知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
１．自動車業界の現状
トヨタ自動車を知るには、自動車業界について知る必要があるでしょう。自動車業界とは、自動車と自動車部品に関連する生産、販売、利用、整備を行う会社の集まり、つまり産業のことを指します。自動車メーカー以外にも、多くの企業が自動車業界にいるのです。自動車業界で最も大きな利益を生んでいるのは、販売後のメンテナンス費用や車販売の諸費用手数料となっています。車の販売だけでなく、アフターサービスまで行っているのが自動車業界なのです。日本では、全就業人口は約6440万人と言われています。自動車関連の就業人口は約534万人となっており、全就業人口の約12人のなかで1人が自動車に関わる仕事をしているのです。自動車業界は、このように一大産業になっています。
２．トヨタ自動車の事業規模
トヨタ自動車は、1937年8月28日に創業しました。80年以上も歴史のある会社なのです。2017年3月期には、売上高が27兆5,971億円、営業利益が1兆9,943億円、当期純利益が1兆8,311億円の業績を残しました。この時の自動車業界全体の売上高は、約68兆円を記録しています。つまり、トヨタ自動車だけで自動車業界全体の売上高の約40%を占めていたことになるのです。2016年度には、トヨタ自動車の販売台数は1000万台を超えました。これはフォルクスワーゲンに次いで2位の成績で、生産台数・販売台数ともに年を越すごとに増加しているのです。このようにトヨタ自動車は世界に誇る事業規模を誇っています。
３．時価総額が日本で一位の企業
上記で紹介したように、トヨタ自動車は世界に誇れるほどの規模の会社です。だからこそ、時価総額も日本で一位を記録しています。2017年10月24日には、時価総額23兆円を記録したのです。これは圧倒的に時価総額一位であり、当時第2位を記録していたソフトバンクは約11兆円でした。トヨタ自動車とソフトバンクの差は2倍以上も広がっており、圧倒的な価値があることがわかります。
世界の時価総額ランキングでは、常に上位を占めているのはアップルやマイクロソフトです。2017年9月時点には、トヨタ自動車は第42位に位置していました。世界の時価総額ランキングのトップ50に入っている日本企業は、トヨタ自動車しかありませんでした。それだけ日本企業のなかでも突出した存在なのです。トヨタ自動車は日本が世界に誇れる企業と言えるでしょう。
４．トヨタ自動車はブランドとして魅力的
トヨタ自動車は、世界屈指の人気自動車メーカーに成長しました。日本企業の製品は、クオリティーが高いと言われています。安全で高品質な製品を作り、安く提供しているのです。海外の自動車メーカーに販売台数の記録一位を譲る年もあるものの、トヨタが世界第一位を記録することも珍しくありません。これはトヨタ自動車がひとつのブランドとして評価されている証でもあります。トヨタ自動車には販売の流通路が豊富で、トヨタ・トヨペット・カローラ・ネッツ・レクサスの5種類のブランドを持っているのが特徴です。さまざまなブランドがあるため、豊富な流通路を活かして、販売台数を増やすことができます。また、丁寧なアフターサービスやサポートが購入後に受けられることも、トヨタ自動車のブランド力を高めることに繋がっていると言えるでしょう。
５．トヨタ自動車は日本が世界に誇れる企業
トヨタ自動車について知っておきたい基本的なことを紹介してきました。トヨタ自動車は、日本最大の自動車メーカーだけでなく、世界有数の企業になっています。事業規模でも時価総額でも世界に通用する企業であり、同業者だけでなく違う業界の企業でも見習うところがあると注目され、多くの会社が模倣しようとしているのです。日本の企業からそれほど会社が生まれたことは、誇れることでしょう。今後も自動車業界を世界電牽引する存在として、トヨタ自動車は注目を集め続けることは間違いないです。5つのブランドを展開し、世界に通用する企業に成長したトヨタ自動車から目が離せません。