こんにちは、億持ってない億男です。
歴史的円安!もうこの言葉は聞き飽きたよ・・・という方もいらっしゃることでしょう。
円安だから「輸入物が高い」「海外旅行には行けない」「何もできない」
そんなことはありません。
円安に物価高で消費することに慎重になっているかもしれませんが、何もかも「できない」と思う必要はないのですよ。
海外旅行をなんとなく延期するのはリスクかもしれません
円安だから「海外旅行はしないほうがいい」という人がいます。確かに、円安の時に海外旅行をするとレートが不利ですから、かなり損をするという考え方は間違っていません。できれば円高のときに旅行して外国でお買い物をしたいですよね。
ですが、円と外国通貨のレートがこれからどうなるかは誰にも解りません。ただ、ひとつはっきりしていることは海外旅行を延期しようかと考えているあなたは「今、海外旅行をしたいと考えている」ということです。
円のレートはそろそろ円高になるかもしれません。でも、もしかするともっと円安になる可能性だってあります。それは誰にも解らないのです。
そして、海外旅行をするためには為替レート以外にも人それぞれの事情がありますよね。いつでもできるわけではないでしょう。それがすべて揃うタイミングを待つことができますか?もちろんそれでも「レートが気になる」というのであれば、それも間違いではありません。ですが、レートに関し確実なことは誰にも解らないのです。
旅行という経験や思い出をどうなるのか解らない不確定なレートのために先延ばしにすることのほうがリスクが高いという考え方もあります。
例えば旅行先に、円安の今でもあまり影響がない(現地通貨との交換レートが良い国)を選ぶこともできます。アメリカやヨーロッパではなく東南アジアなども検討されてみてはいかがでしょうか。
慌てて投資をする・やめる
歴史的円安だから!「今している投資をあわててやめる」とか「あわてて投資をスタートする」のはおすすめしません。もちろん、投資をやめたり始めたりするのはいいのです。問題なのは「慌てて行動する」というところです。
特にNISAなどの低リスクの投資の場合は、慌てて引き上げるより「どうしたらいいのか」をちゃんと考え、これからのお金のマネジメントをしっかりと考えてから行動を起こすべきです。もちろん、投資をスタートする場合も同様です。
円安は昨日今日始まったわけではありませんし、これからどうなるかは誰にも解りません。だからこそよく考えるのが大切。「日本の価値がなくなっている」と短絡的に行動しないようにしましょう。
円安だから日本の価値が下がっているのではありません。円という通貨の交換レートが低いだけです。円高であればいいというものではないことは、歴史的円高で輸出産業が打撃を受けた時のことを思い出せば解るはずです。
焦りが良い結果を生むことはほとんどないのです。冷静に行動してくださいね。
必要以上に節約する
これは円安だけでなく物価高についても言えることですが、必要以上に節約することはありません。必要以上の節約はお金を使うことにネガティブなイメージを与えてしまいます。
円安でも物価高でも「金は天下の回りもの」であることは変わりません。理想を言えばたくさん稼いでたくさん使う!これは好景気の基礎でもあります。
もちろんそんなに理想通りには行きませんが、不安定で先の見通しが経たないから「ため込めば良い」というわけではありません。必要な物や自分の心を豊かにしてくれるものには気前よく投資しましょう。
節約は自分が満足できる生活水準を維持できるラインで十分です。テレビやネットのニュースを見て「大変な時なんだ」「お金が足りないんだ」と怖がる必要はありません。
正しい情報を入手してこれからの自分と家族のためにできる長期的なマネープランを建てていきましょう。定期預金や積立保険などで資金を確保しつつ、楽しんで生活ができるようにお金を上手に使って幸せになりましょう。
まとめ
今回は歴史的円安についてのお話でしたがいかがでしたか?歴史的円安!為替介入!円の価値が低くなっている!といった言葉を必要以上に恐れることはありません。
レートは常に動いていて明日のことは誰にも解りません。極めて不確定なレートに影響されて自分の予定や行動、そして、マネープランを慌てて変更するのは得策ではありません
市場に合わせて行動するのは大切ですが、慌てて行動をすると失敗するリスクもありますし、ミスをしやすくなります。慌てずに長期的な視点で投資や積立、大きな買い物などを決めて言ってくださいね。落ち着いて冷静に行動しましょう。もちろん、必要なお金を使うことにネガティブになることもありません。