こんばんは、億持ってない億男です。
借金問題で悩んでいるというか方の中には、毎月の督促がつらい･･･もうなんとかしたいと思っている人もいらっしゃることでしょう。もちろん、借金でも支払いができていれば別に問題は無いのですが、様々な事情で支払いが難しくなってしまうこともあります。そんなときには、法律的な解決ができることはご存知の方も多いでしょう。
その法律的な解決は、任意整理、個人再生、自己破産がありますが、それぞれにメリットがあることをこのブログでもご紹介してきました。債務整理のメリットというと、借金の利息をカットできたり、自己破産をすれば借金の支払いが免除されます。ついつい、債務整理のメリットというと、そういった経済的なメリットが目につきますが、実は、手続きを開始するだけで督促が止まるのをご存知でしょうか?
弁護士や司法書士に依頼をしたら督促をしてはいけない
債務整理をするときには、ほとんどの人が弁護士や司法書士に依頼をします。弁護士や司法書士に依頼をしたら、債権者に「受任通知」が出されます。弁護士や司法書士がこれを提出した後に、本人に対して督促をすることはできないのです。
これはクレジットカード会社もローン会社も消費者金融も同じ･･･この通知が出された後に本人に対して支払いを催促することは禁止されています。もちろん、支払いを滞納していてもこれは同じです。
どんなに膨大な借金を滞納していたとしても、受任通知が出された以上、督促はできない。つまり督促がとまるのです。
ですが、ひとつ注意点があります。債務整理も個人再生も自己破産もすべてそうですが、実際に自分ですべてのプロセスを完了できるかどうかは別にして、弁護士や司法書士に依頼をしなくても手続きは可能です。
自分で手続きをするという場合は、受任通知は発行されないので、督促ストップは裁判所の手続きを開始した後となることがほとんどです。
実際に、債務整理を自分でするという人はかなりレアです。例えば、裁判所の手続きを介することがない、任意整理の場合は自分での交渉となるのでかなりハードな交渉になりますし、本人からの任意整理の相談は受け付けていない金融機関もあります。債務整理をするときにはほとんどの人が弁護士や司法書士に依頼をするとは思いますが、自分で手続きをする場合は督促ストップの時期がずれる可能性があることを知っておきましょう。
督促のストレスは大きい
督促ストップ･･･言葉にするとたったの一言ですが、このメリットと精神的にとても大きな物になります。
支払いが遅れていても、受任通知が出された時点で督促が止まるので最短でその日のうちに督促がとまります。
鳴り続けていた電話も、たくさん来ていた支払いの書類も、もう来ることはありません。そして、交渉や手続きは、すべて弁護士や司法書士に任せていいので、かなり精神的に楽になります。
督促のストレスはとても大きく、自分だけでなく家族にとっても精神的な負担になるので、これを止められるというの決して小さくないメリットといえます。万が一、督促があったとしても、受ける必要がなくなるので精神的にとても楽になります。
借金の整理をするというと、どうしても暗い嫌なイメージがあめかもしれませんが、債務整理は苦しんでいる人を救ってくれる制度です。
手続き中の支払いも軽くなる
債務整理は数日で行えるようなものではありません。場合によっては何ヶ月もかかる手続きになるので、時間が必要です。
そして、その間の支払いは原則としてストップしてOK。つまり債務整理の手続き中の返済はしなくていいのです。
債務整理で今後の支払いについての取り決めをして、合意した後に支払いを開始する(任意整理、個人再生の場合)ですので、それまでの間の支払いはストップされます。
ですので、翌月の支払いが･･･できないかもしれないという時でも債務整理の手続きを開始すれば、すぐに支払いが楽になるというわけです。
どうしてもちょっと暗いイメージがついてくる債務整理ですが、実は手続きを始めただけでもすぐに生活を救ってくれるいう大きなメリットがあるんです。
まとめ
今回は、債務整理のメリットの中でもちょっと忘れられてしまいやすい「督促ストップ」と「手続き中の支払い」についてご紹介しましたがいかがでしたか?
債務整理を弁護士や司法書士に依頼すると、受任通知が発行されます。そして、この受任通知をクレジットカード会社やローン会社が受け取ったら、たとえ滞納していても、本人に対して借金の取り立てをすることができなくなります。
ですので、督促のストレスが解放されることになるのです。そして、手続き中の支払いは原則としてストップとなりますので、来月の支払いが･･･苦しいというときに債務整理をすれば、来月の支払い、そして、滞納している今月の支払いをストップできるのですぐに生活を楽にしてくれます。