こんにちは、億持ってない億男です。
2022年3月26日に発売された、OMEGAとswatchのコラボアイテムのムーンスウォッチ…正式名称「BIOCERAMIC MoonSwatch（バイオセラミック ムーンスウォッチ）」は販売店に行列ができて混雑し警察が出動する騒ぎとなりました。
OMEGAのムーンウォッチとうりふたつのカラーも発売されていますし、スウォッチのバイオセラミックとOMEGAのブランド力の合わせ技で大変話題になりました。
今回は発売から半年以上経過したムーンスウォッチの実態についてご紹介します。
ムーンスウォッチの高額転売は落ち着いてきた
発売当初から「限定ではない」とアナウンスされていたにもかかわらず大人気のムーンスウォッチは、発売直後は高額転売されていました。
私が目にした金額は20万円くらいものもまで…ムーンスウォッチの販売価格は3万3550円とリーズナブル。
3万円台でOMEGAのロゴが入った時計を手に入れられるのは確かに魅力的です。また、ムーンスウォッチは太陽や太陽系の惑星や月をモチーフにしたモデルとなっていて、シックなカラーから鮮やかなカラーまでバリエーションの豊富。
一番人気はOMEGAのムーンウォッチと似ている「MOON 」や「Mercury」だと言われていますが、高級ブランドのティファニーを思わせるカラーリングの「Uranus」や淡いピンクの「Venus」もSNSでは人気があるようです。
こうした、様々な要素が重なってムーンスウォッチは大人気になり、転売も横行したわけですが、2022年12月現在では10万円を越える価格での転売は見受けられません（仮にあっても売れていません）
大手フリマアプリのメルカリを見てみると、販売価格は安いものだと40000円からで、人気がある「MOON 」や「Mercury」は50000円～60000円程度で取引されています。
Yahoo!オークションでもほぼ同じ水準の価格で落札されていました。
フリマアプリやオークションの販売価格には、価格の10パーセント程度の手数料や場合によっては送料も含まれていることを考えれば、ムーンスウォッチの転売価格はかなり低くなっているといえます。
仮に、33500円のムーンスウォッチを40000円で販売した場合、手数料が4000円で送料に約500円かかるとしたら…差し引きすると利益はありません。
転売ヤーとしては、ムーンスウォッチでの荒稼ぎはもう出来なくなっていると言えそうです。
ムーンスウォッチは通販で購入できません！
転売価格が落ち着いてきたムーンスウォッチですが、公式オンラインストアでは取り扱っておらず、一部の取扱店か移動販売での購入となります。
Instagramなどでムーンスウォッチを通販しているという広告が表示された…という書き込みが何件があったのですが、これは偽物です。
Googleでムーンスウォッチ通販と検索すると複数のサイトがヒットしますが、公式オンラインストアではありません。
販売価格が33500円とリーズナブルな時計であるにも関わらずかなり精巧な偽物も出回っているようですから注意が必要です。
フリマアプリやオークションサイトでも偽物を販売しているケースが目撃されています。
販売価格はリーズナブルですが、偽物が横行するというあたりでも、ムーンスウォッチの人気っぷりが垣間見えます。
ムーンスウォッチは将来的に価値があがるのか
大人気のムーンスウォッチですが、将来的に価値があがるのか可能性はかなり低いとみています。
まず、ムーンスウォッチは限定品ではありません。そして、取扱店や移動販売などでかなりの数が販売されているようですし、ふらっと取扱店に入って在庫を聞いたらすんなり買えたという人も少なくないようです。
限定品で数が少なければ将来的に価値が上がってプレミア価格なる可能性もあるわけですが、ムーンスウォッチは限定品でもなければ数もかなり大量に生産されて販売されているようです。
ですので、ムーンスウォッチをコレクションしておけば、価値があがるかも？というのはちょっと難しそうです。
とってもデザイン性が高くよい時計ですから、運良く購入できたら転売するより自分で身につけるほうがよいかもしれません。
まとめ
今回は、3月に発売されて以降、品薄が続いて高額転売もされていたムーンスウォッチについてのお話でした。ムーンスウォッチは、現時点ではかなり手に入れやすくなっており、現時点でもないため転売価格がかなり落ち着いてきています。
ただし、公式オンラインストアでは取り扱っていないため、店頭で購入するのが一番確実です。
リーズナブルな時計であるにも関わらず、精巧な偽物が出回っているため注意が必要です。